ニーハオ、xilinです。
今回は西子湾エリアの観光に行ってきました。残念ながら水着を持っていなかったので、行ってきたのは、西子湾の入口に近い『打狗英國領事館』と『西子湾展望台』です。どちらも夕陽を見るスポットとして有名な場所なんですよ♪
ちなみに『高雄』の読み方を知ってますか?日本人は『タカオ』と発音するのですが、『タカオ』という読み方をするのは日本人だけなんですって😲 高雄にいる人たちの発音を聞いていると『Kaohsiung (ガオション)』と呼んでいます。昔はこのエリアのことを『打狗(タコウ)』と呼んでいたらしく、その時のなごりで日本人はこの街のことを『タカオ』と呼び続けているとのこと。
打狗英國領事館と領事官邸
打狗英國領事館は、最初の英国駐台領事館です。この初代の領事として1865年にロバート・スワインホー(Robert Swinhoe)が任命されました。打狗英國領事館は大きく3つのパーツに分かれています。
- 山の下にある英國領事館
- ↕ 2つをつなぐ階段
- 山の上にある英国領事官邸
山の下の英國領事館

昔は今と違って飛行機がなく、国際的な業務の全てが港を通して行われていました。そういう意味で港(埠頭や商船)に近い場所に領事館が置かれていたようです。



当然、イギリス政府にとって重要な拠点であり、当時から領事裁判権を持っていたために拿捕や投獄まで出来る施設となっていました。違反者は台湾人か西洋人かを問わず牢獄に幽閉していたということです。既に日本の統治時代に改築されたために、昔の面影がなくなっている点が残念でした。

HP :公式ページ
英國領事館と領事官邸の間にある階段

この「登山古道」と呼ばれる階段は、2010年に修復されたものらしいのですが、かなり急な階段になっています。足元に気を付けてください。
山の上の英国領事官邸

階段を上ると、そこには高雄観光のパンフレットでもよく見る赤レンガ造りの建物が現れます。
この赤レンガ造りの領事官邸は、1867年から1925年までイギリスが借り上げ、英國領事館として使っていました。その後は、日本政府や台湾政府が水産試験所として利用する過程を経て、近年になって行政が予算をいれて修復したのが現在の姿です。

高さ約30mほどの高台にあるため、高雄のランドマークである高雄85や、隣の旗津島を眺めることが出来ますよ♪ また、当時の役割を考えれば、やはり港を一望できるという点が、この場所に領事館を作った理由なのだろうなどと珍しく考えたりしました🤔


こちらでは高雄の歴史や当時の資料が様々展示されていたり、英国式のアフタヌーンティーをいただけたり、そのお土産をいただけたりするのですが、個人的には「台湾でイギリス体験をしてもな…」という思いが強く…。どちらかというと、美しい夕陽の方がオススメでした!
太陽がちょっと隠れてしまっていますが…。こちらが英国領事官邸から見えた夕陽です!

夕陽を追いかけようということで、この高台から降りてみようとなりました。高さ30メートルありますからね…、階段もけっこう大変なんです。

西子湾展望台

英国領事官邸を降りると、目の前に広がっているのがこの広場です。夕陽の名所らしくカップルや家族でいっぱいになっていました。

夕陽を見に来ている人々、その人々に物を売る人、歌を歌っている人など。色んな人がいましたが、やっぱり心に残ったのは、夕陽を背にしてたそがれる人たち🤣 黄昏は日本人だけのものじゃなさそうで安心しました👍


淡水に続いて高雄でも夕陽を追いかけてみましたが、やっぱりいいですね👍
台湾の南では高雄、北では淡水で夕日のスポットにまいりました。どちらもオススメですよ👍
他にも高雄の観光地をたくさん巡っていますよ♪
西子湾の観光におすすめのホテル
今まで私たちが高雄で宿泊してきたホテルの中で「ここは良かった👍」とオススメ出来るホテルを高級ホテルと格安ホテルに分けてまとめてみました!是非、参考にしてみてください!





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