ニーハオ、xilinです!
高雄の端にある小さな島である旗津(読み方:チージン)に行って来ました。昔の日本軍との戦争の歴史のある砲台やインスタ映えスポットで有名な場所です。
旗津(読み方:チージン)観光
旗津(チージン)は、本島からわずか500m西にある小さな島です。フェリーで5分~10分で到着する近さなので、高雄観光に来た人であれば気軽に半日観光に行けるような場所ですよ。私たちはだいたい3時間前後のプチトリップになりました👍
鼓山⇔旗津のフェリー乗り場
高雄から旗津(チージン)へ行くにはフェリーで移動します。まずは高雄旧市街の端にある鼓山輪渡駅(鼓山フェリー乗り場)へ行きましょう。LRTの終点である西子湾駅からすぐの場所にあります。旗津(チージン)はこの向こう岸にあり、フェリーの乗船時間はだいたい10分くらいです。
【鼓山輪渡駅】鼓山フェリー乗り場
私たちが到着したのは平日の午前11時ごろです。
実は少し入口が分かりづらくて、↑この写真の右側に回り込む必要がありました。
フェリーの時刻表を見ると、出発時刻などは記載されていませんが、「だいたい10分~15分ごとに船が出る」と書かれていました😲 出発時刻が記載されていないことにも驚きでしたが、「船ってそんなに頻繁に出港するの?」ということにも驚きです。
ちなみに写真を撮り忘れてしまいましたが、フェリー乗り場の出口で交通系ICカード(私たちは悠遊カード=Easy Cardを使っています)をピッとやったら簡単に乗船できますよ👍
フェリー乗船
外に出るとすぐそこにフェリーが待っています。
乗船時間は5~10分くらい(+待ち時間があります)なので、座る必要もないくらいですが、2階の客席はクーラー付きなので快適。高雄は本当に日射病・熱射病になるレベルの暑さなので、快適な客席にいることをオススメします👍
【旗津輪渡駅】旗津フェリー乗り場
乗船して10分もすればカッコイイフェリー乗り場が見えます。
船が着いたら気を付けてくださいね😲 我先に降りようとする人もいるし、それからフェリーからバイクがビュンビュンと出て行くので、けっこう危なかったです😅
旗津に着いたらレンタルバイクを!
旗津(チージン)をまわるにはバイクか自転車が必要です。頑張れば歩くことも出来るくらいの距離ですが、高雄の暑さだとあまりオススメできません。駅前にレンタルバイク屋が複数あるので、ここで借りて行きましょう。
英語の出来るお兄ちゃんがいたので助かりました。自転車の種類があるようで、2人乗りの電動自転車でお願いしました。1時間あたり200台湾ドルだったのですが、周辺のバイク屋と比較していないので相場がちょっと分かりませんでした。客引きがすごいので、きっと駅前で借りるならどこも同じような値段だと思います。ハッキリ言っておくと、そんなに乗り心地のよいものではありません😅 でも、移動がラクチンになりますし、ホロがついているため陽射しよけにもなります。日焼けが気になる女性には助かりますよね。
自転車を借りる際のやり取りがちょっとイヤだったというか不安でした…。きっと皆さんも不安になると思うので共有しますと、借りる際に必要な項目がこちらです↓
- 身分証(私たちはパスポート)
- 台湾現地の電話番号(現地の電話番号がない場合はLINEで友達になる必要あり)
- 中国語での契約書にサイン
- 200台湾ドル(最初の1時間分の代金)
レンタルバイクを借りるのにパスポートを預ける必要があります…。バイクを返却する際に返してくれるとのこと。レンタルバイクとパスポートの交換て重いですよね…、すごくリスクが高いと思いました。クレジットカードでデポジット取られる方がよっぽど安心です。
それから、中国語での契約書…。その場でサインしなければいけないのですが内容が分からないものにサインすることに対して、すごく抵抗がありました。もともと欧米の外資系で長くサラリーマンやっていたからか、契約書には気を付けたいタイプなのです。
まあでも、時間も無駄にしたくないですし、ここまで来たら仕方ないのでどちらも呑んで、観光を楽しむことにしました👍
※結果からお伝えしますと、パスポートは返却時に無事に返ってきましたよ😁
高雄灯台と旗後砲台
フェリー乗り場前で自転車を借りたら簡単な地図を渡されます。観光ルートというか自転車で走れるルートの地図です。ルート通りに行くと最初はこちら『高雄灯台と旗後砲台』。
実は自転車を置く場所に躊躇したんですが、どこに置いても盗られる心配はなさそうでした。一見、置いたらダメかな~と思うようなところでも、台湾の人たちはバンバン置いて観光を楽しんでいたので、そんなに心配する必要もなさそうです。
高雄灯台
灯台なので、少し高台にあります。当日は日差しの強い日でしたので汗がダラダラと…。
暑い日だったからか、けっこう長い坂道に感じましたが、とりあえず到着!
ん~、灯台ってこんなもんかなという感じでした😅 眺めは確かに良いですが、これくらいならどこにでもある感じですね。灯台の中に展示品もありますが、特に重要な展示物もなさそうだったので、個人的には来なくても良さそうかな~と…😅 こちらに来るよりは次の砲台が楽しかったですよ!
旗後砲台
灯台から砲台に向かう道が自然に囲まれて美しく、私はすごく好きでした。
こんな感じで自然の遊歩道を進んでいくと…
当然、砲台なので色々な戦争の歴史がありますが、現在の旗後砲台は1876年に完成しました。イギリスの技師によって設計された西洋式で、当時としては最新式の砲台だったそうです。
『威震天南 (Wei-Jhen-Tian-Nan)』。この旗後砲台の中で一番美しい場所に見えました。多くの人が写真を撮っていたのも分かります。
門に刻まれた文字『南』と『天』は日本軍からの攻撃で破壊された(1895年)ものを高雄市が修復したもの(1991年)だそうです。二文字だけが復元されたのはどうしてなのか…。
ちなみに、レンガ門の両脇に「囍」の文字が刻まれていますが、これは当時の中華圏では一般的な飾りのようなものだったようです。
一通り旗後砲台を見た後は、もと来た道を戻っていきます。
旗津海水浴場
旗後砲台を終えると、しばらくはビーチをひたすら走る道に出ます。電動自転車に乗っているので風を浴びて走ることが出来るのですが、なにせ陽射しが強いので涼しさはゼロ🤣
まあ普通のビーチです😅 特に「美しい!」と思うこともなかったのが正直なところですし、ビーチではしゃいでいる人たちもあまり見なかったので、海水浴場としての人気はイマイチなんじゃないでしょうか…。その代わりではないですが、ビーチでは期間限定の催し物を開催しているようでした。私たちが行った時には砂を使ってサンドアートのイベント?をやっていましたよ👍
旗津彩虹教堂
ビーチをひたすら南に走ると、旗津(きしん)のインスタ映えスポットとして有名な場所に到着します。『旗津彩虹教堂』と呼ばれる場所です。台湾にはこういったフォトジェニックスポットがとても多いです。台湾ではフォトウェディングの習慣が強いためだそうですよ😲
写真撮影のために列に並ぶというほどの体力はアラフォー夫婦にはなかったので、サラッと素通りに近い感じで終わってしまいましたが、インスタを見てみるとすごくキレイな写真がたくさんあります。⇒ご興味ある方は覗いてみてください。
旗津海珍珠と旗津貝殼博物館
もう少し進むと巨大な貝のオブジェと貝の博物館が出てきます。
旗津海珍珠
珍珠=真珠という意味なので、旗津海珍珠=旗津の海の真珠という意味の名前になるのでしょうか。外側は白一色で、内側は金色一色で統一していて、且つかなり巨大なオブジェです。隣の貝殼博物館に合わせて、フォトジェニックスポットとして創られたものだろうなと思います。
旗津貝殼博物館
旗津貝殼博物館には2,000種類以上の貝類や200種類以上の甲殻類の標本など、世界的にも珍しいものまで展示されています。「世界最大の二枚貝」は確かにスゴイ大きさでした。
入口に営業時間や入場料、注意事項の説明書きがあります。火曜日から日曜日まで9時から17時まで営業しているそうです。大人は1人30台湾ドル。
ここまで来たら後は戻るだけです。今まで来た道をひたすら自転車で戻りましょ~。
旗津のおすすめグルメ – 斗六氷城
残念ながら旗津でありつけたグルメはこちらの有名アイスクリーム屋さんだけでした😅が、高雄はすごく暑いので、冷たいアイスはすごくオススメですよ。
高雄は台湾の中でも南に位置するすごく暑いエリアです😅 冷たいアイスはどこまでも美味しく感じます😋 でも、気を付けないと暑いからすぐに溶けていっちゃいます…。まあ溶けたら、もう1個買ってください🤣
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