台北の中心地から少し離れた北の方にあるにも関わらず、日本のガイドブックでよく紹介されている魯肉飯(ルーローハン)の老舗があります。今回ご紹介したい丸林魯肉飯です😋 約50年の歴史を持つ老舗でなんと1日に1,200杯もの魯肉飯を販売しているとか😲 ただしこのお店は魯肉飯が名物であることに変わりはないんですが、自助餐(日本では台湾式ビュッフェと呼ぶ)という形式を取っているお店です。食べたいものを自分のお皿にどんどん載せていって、最後に「合計いくら」となるお店です。色々な台湾料理を提供しているので目移りしてしまうかもしれませんね。
何度か目の前を通ったのですが、ご飯どきには列が出来ているお店です…。朝の11時過ぎに店舗前を通った時にはお店にサッと入れそうだったので、そのまま入店することにしました。日本でもそうですが台湾でもお昼の12時前後がやはりランチのピークなので、少し時間をはずすと思わぬ名店に並ばずに入れます😎 特に海外旅行中には時間が限られていることも多いと思うので、意識してご飯の時間をズラすといいかもしれませんね。
人気の理由は何なんだろう?
丸林魯肉飯は何といっても、安くて美味しいと評判のお店です。台湾には安くて美味しいお店が多い(少なくとも日本人からの評価はそうですよね👍)にも関わらず、その中でも「安くて美味しい」と言われているのだからスゴイですね。日本人を含めた観光客だけではなく、もちろん地元の人たちからも支持されているようです。…というよりもレストランなら、地元のお客さんをつかめないとやっていけないのだから当然か。
もう1つ。お店が大きくてキレイというのも大きなポイントだと思います。店内のインテリアが「安い食堂」ではなく、高級店のものに近い気がしました。台湾に来てから思ったのは、日本人の感覚で言うと、台湾のお店は「レストランというよりも屋台」が多いと思います。多くのお店が外で料理を作り、外で料理を食べる形式をとっています。「安くて美味しい」ご飯を「大きくてキレイなお店」で食べられるということが大きなポイントだろうなと思いました。
メニューと価格をチェック
きっとこのページに来た貴方は丸林魯肉飯を下調べされている人ですよね😎 そう思って先にメニュー(価格付き)を掲示しておきますね。恐らく日本人のお客さんが相当多いのか、テーブルに日本語のメニューが完備されているため、注文に困ることもありませんでした。指さし確認で大丈夫です。ちなみに、どれを指さしても「ウン、オイシイヨ!」と返事してくれたので微笑ましいと同時に「胡散臭いなぁ~」と思ったことは内緒です🤣
お店に入ってからいつも悩む注文…。観光客だと何を注文すればいいのかよく分からないですよね😅 でも、ここの名物の魯肉飯とお店のオバちゃんのおすすめに従って、ハマグリのスープも注文することにして、以下のような注文で決定!
◆挽肉煮込みかけご飯(魯肉飯) :32台湾ドル
◆鶏肉ご飯(鶏肉飯) :38台湾ドル
◆はまぐりスープ(清蛤仔湯) :45台湾ドル
=合計:115台湾ドル(≒約410円)
安いっ!😲
ちなみに今回は注文しませんでしたが、本当はジュースもおすすめされました。確かに台湾の果物は有名だし、フルーツジュースも有名だけど夜市で飲めばいいしなーと思って注文しませんでした。ひょっとしたら丸林魯肉飯のフルーツジュースはすごく美味しいのかもしれないので、ご興味ある方は是非👍
実際におすすめの名物料理を食べてみました♪
実際の料理の写真を紹介しますね♪ 私のカメラの腕も良いですが、どれも美味しそうでしょ~😋
屋台のようなお店で食べる魯肉飯はだいたい脂っこい感じを受けるんですが、丸林魯肉飯ではそんなことは感じませんでした♪ しっかりと味付けされているのに何故かあっさりとした感じ。他のお店ではもっと脂身が多いのに対して、こちらでは「挽肉」が使われているからなのかもしれませんね。
そもそも鶏肉が好きな私♪ 鶏肉飯は大好物なのでガツガツいってしまいます😆 ちょっと強めの塩味がいい感じだったのですが、魯肉飯と違って今度は少し脂っこい気がしたので、ここは好みの問題でしょうね。
旨あいっ😲
店名からも、それからお店の名物料理ということもあって、魯肉飯に期待大でどちらかというと、このハマグリのスープにはあまり期待していなかったのですが…。
これは激旨👍
隠れた名物料理というお墨付きを与えたいと思います🤣 もしも丸林魯肉飯に行くことがあれば是非、注文してみてください。イチオシです。オバちゃんナイスおすすめ👍
お店で気になったこと
ここでは実際にお店に行って気になったことや、事前に知っておいた方が良いだろうなと思ったことをご紹介しますね。
ピーク時間は避けるべき
観光客だけでなく、地元の人からも愛されるお店です。当然ですが、混雑必死の名物店です。お店は他の店舗と比べられないくらい大きいので回転も早いですが、あまり時間のない人、行列に並びたくない人はピーク時間を避けるようにしていただくのが良いと思います。
付近に宿泊している人は持ち帰り
台湾では外帯(ワイタイ)と呼ばれる持ち帰り文化がすごく発達しています。丸林魯肉飯でも持ち帰りを選択する人は多いようで、また恐らく電話で予約している人も多いのでしょう。丸テーブルの1つがそういった持ち帰りのお弁当用に使われていました。あまり時間がない場合には、電話で予約して持ち帰りを検討しても良いかもしれませんね。
クレジットカード不可
…だと思われます😂 今回私たちは少額でしたし現金で支払ったのですが、私たちの前のグループでクレジットカードを使えていなかったように見えました(ひょっとしたら何かのトラブルだったのかもしれません)。私たちは約2カ月生活していますが、台湾も国としてキャッシュレス対応を進めようとしているものの、台湾は日本よりもずっと現金主義だと感じます。現金は持ち歩くようすることをおススメします。
最後に:行き方やアクセスに関して
ここまで見ていただいて丸林魯肉飯に行く気になった方!はじめに少し記載しましたが、アクセスが良い場所ではありません。最寄り駅は「圓山駅」か「中山國小駅」のどちらかですが、それぞれ10分以上歩くかと思います。私たちは一度、圓山駅から歩いたことがありますが、何もない大通りをひたすら歩くだけでつまらなかったので、「中山國小駅」からの方が良いかもしれません。
お店は分かりやすい通りに、大きく「丸林魯肉飯」と書かれた看板が見えるので簡単に見つかると思いますよ♪ 是非、はまぐりスープも食べてみてくださいね。
【丸林魯肉飯】
住所:台北市中山區民族東路32號
HP :公式ホームページ
他にもたくさんの台北グルメを試していますよ♪よければのぞいてみてくださいね。
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