日月潭のおすすめ観光地!台湾の真ん中で大自然を満喫

日月潭を眺める 台中の観光地

ニーハオ、xilinです。

台湾のど真ん中にある、台湾で最大の湖・日月潭(読み方:台湾=リーユエタン、日本=にちげつたん)を満喫してきました!台湾の中でも太魯閣と並ぶ屈指の観光地の1つとして人気の場所👍 現地の移動がなかなか大変なので全てを回ってきたわけではありませんが、私たちがグルグルとしてきた日月潭の中でも心に残っているオススメの観光スポットをご紹介しますね♪ 

※日月潭に行く前に知っておいた方が良いことをまとめてみました!台中からの行き方と現地での移動方法に関してです↓↓

日月潭の観光の基点『水社』

日月潭の水社01

日月潭に来たら観光の基点になるのは『水社遊客中心(ビジターセンター)』です。下に地図を貼っておきます

日月潭に個人旅行で行くのであれば主に3つの移動方法があります。①自転車 ②バス ③船(ボート)です。水社は台湾中のあらゆる地域からバスが到着する場所であるだけでなく、これら3つの移動手段の全てを利用できる場所です。そういう意味で、日月潭を観光するなら、まずは水社を目指しましょう!日月潭周辺のホテルに宿泊するにしても、水社までの送迎をしてくれるホテルも多いようです。

では、日月潭のおすすめ観光地をご紹介しますね👍

向山ビジターセンターまで日月潭サイクリング!

日月潭の向山ビジターセンター11

日月潭観光で1番有名なのはサイクリングです。やはり1番に体験してもらいたいですね!日月潭の湖の周りを走る舗装されたサイクリングロードがあるのですが、自分のペースでゆっくりと走ってみてください。湖の上を自転車で走るのは気持ちがいいですよ~

とは言っても、日月潭を一周しようと思うとかなりの距離になります。オススメなのは、水社から日月潭の西側にある向山ビジターセンターまでサイクリングしてみること👍 距離も片道3kmくらいなので気軽にサイクリングできますよ♪道もほぼ平坦なので普段運動をしていない人でも大丈夫👌

日月潭の向山ビジターセンター01
日月潭の向山ビジターセンター03

時間があれば是非、向山ビジターセンターにも入ってみてください。日本人建築家の團紀彦さんがデザインしたもので、日月潭の大自然に溶け込むような曲線でデザインされた建築が美しいです。日月潭のインスタ映えスポットとしても有名な場所なので、写真好きな人にもおすすめします!

向山遊客中心
営業時間:09:00 – 17:00
 料金 :無料

ビジターセンターから少しだけ自転車を走らせると、日月潭で有名な『向山眺望平台』という展望スポットもあるので、時間があれば行ってみてください。

日月潭の向山ビジターセンター05

湖の中にせりだすようにして作られた展望台なので、360度全てが日月潭で囲まれる眺望は素晴らしいですよ〜

玄奘寺 – 三蔵法師の霊骨が祀られたお寺

西遊記の話しは皆さんご存知だと思います。三蔵法師が、家来となる孫悟空や猪八戒などの動物(⁉)のキャラクターを連れて天竺に向かう冒険物語。登場人物が登場人物だけに、私などは完全に架空のおとぎ話だと思っていたのですが、三蔵法師(正確には玄奘大師と言うらしいです)は実在していたそうです。実は日月潭にある玄奘寺こそ、その三蔵法師の霊骨を祀っている場所だとか…。

日月潭の玄奘寺01

入り口の門にはその三蔵法師(玄奘大師)が旅をしたルートが地図に描かれているので興味深いです。三蔵法師は実際には台湾ではなく、中国の唐の時代に皇帝の命を受けて天竺(インド)へ渡った高僧ですが、日中戦争時代に遺骨が日月潭に移されたのだとか。

日月潭の玄奘寺03

そんな玄奘寺は、さすがに高僧を祀るお寺だけあって高台の日月潭を見渡せる美しい場所にあります。屋根の上から見下ろすようにこちらを見ている仏様(?)がとても印象的なお寺でした。

玄奘寺
営業時間:07:30 – 17:30
 料金 :無料で拝観可能

慈恩塔は日月潭を一望する絶景スポット

日月潭の慈恩塔01

日月潭のランドマークである慈恩塔。蒋介石が自分の母を偲んで建てたもので、海抜954mの沙巴蘭山の山頂にあり、塔の高さを46mに揃えたことで、塔のテッペンの高度はちょうど1,000mだとか!何となく揃えてみたんですかね〜😅 

日月潭に来たなら是非来てもらいたいスポットです!というのも、日月潭をこれほど美しく一望出来るスポットは、慈恩塔以外にありません👍 …が、見ての通りの建物なので、なかなかの螺旋階段を登り切る必要があります。私などはかなり体力を消耗しました😅 心と身体の準備をしてから登ってくださいね。

実際に登った時の記録を確認したところ、約3分30秒で登り切っています。急な階段を九層登る必要はあるものの、それほどの距離ではありませんので頑張ってください🤣

ここだけは本当に行く価値があります!絶対に後悔はしないでしょう。

慈恩塔
営業時間:
 料金 :無料

伊達邵商店街で原住民のお店を見てみる

台湾に滞在して、あらゆる場所で出逢ってきた原住民の生活。日月潭にはサオ族 (邵族)という台湾原住民の中でも1番の少数民族が暮らしています。全人口が800人ほどということなので本当に数少ない部族です。

日月潭の伊達邵商店街05

伊達邵(読み方:イタサオ)』は昔は徳化地区とも呼ばれ、サオ族 (邵族)の集落がありました。現在もこの場所にはサオ族の商店が軒を連ねていて、地元の人や観光客で賑わいを見せる大きな商店街を形成しています。

日月潭の伊達邵商店街02

伊達邵は『イタサオ』と読みますが、これは『私たちは人間です!』『私たちはサオ族です!』という意味だとか。実はサオ族が1つの独立した原住民族だと認められたのはつい最近のことで、それまでは別の部族の1グループと認識されていたのだとか。地名に自分たちの想いを込めるというのは私にとっては興味深い話しでした。

日月潭の伊達邵商店街04

伊達邵は、サオ族の文化に触れることが出来るようなお土産やグルメ屋台などが並んでいて、街歩きの楽しいエリアです。原住民族に興味のある人には是非歩いてみて欲しいですね。

伊達邵商店街

日月潭ロープウェイの絶景

日月潭ロープウェイ01

日月潭で慈恩塔に並んで絶景スポットとして私が激推しするのが、日月潭ロープウェイ🚡 ここは日月潭の湖エリアから、山を越えて九族文化村へ連れて行ってくれる交通手段であると同時に、日月潭とその周辺の山々を一望することが出来る最高の絶景スポットです✨ 全長約2㎞、終点まで約7分かかる長〜いロープウェイなので高所恐怖症の人には不向きかもしれません‥、かく言う私も少々怖かったです😅

日月潭ロープウェイ02

台湾のロープウェイという意味では、以前に台北で猫空のロープウェイに乗ったことがありましたが、その時と同様、ロープウェイには2種類のキャビンがありました。1つは普通のものでしたが、もう1つはクリスタルキャビンと呼ばれる足元がガラスで透明になったものです😱 並ぶ列が別々になっているので、間違えることのないように並びましょう!

日月潭ロープウェイ03

私たちがロープウェイに乗った日には午前中はしっかり晴れて最高の写真日和だったのですが、夕方に近づくにつれてだんだんと曇ってきてしまいました…。実は山のお天気ではとても多いのですが、午前中は晴れて午後には雨が降るのは一般的だそうです。もしも天気の良い時間にロープウェイに乗りたい人は、そのことを頭に入れておきましょう👍 帰りのロープウェイの中から撮影した動画です↓

日月潭ロープウェイ
営業時間:10:30~15:30
 料金 :1人往復300台湾ドル

九族文化村

日月潭からロープウェイに乗ってやって来た先には、九族文化村があります。今では政府公認の原住民族が16部族あるのですが、施設が始まった時には9部族のみ認められていたようで、現在の「九族文化村」という名前になっているそうです。

台湾原住民の伝統文化を紹介している文化施設であり、遊園地も併設されていたり、自然の豊かなリラックススポットでもある、とても大きなテーマパークになっています。以下の3つのエリアに分けられていました。

  • 水沙漣ヨーロピアンガーデン
  • アミューズメントワールド
  • 原住民集落景観区

本当に大きな敷地にあるので、私たちは「台湾でヨーロピアンガーデンに行く必要はないよね…⁉」と話し合って、アミューズメントワールドでちょっとだけ遊んで、メインは原住民集落景観区を歩き回っていました。ここは原住民族の家が再現されていたり、原住民族の舞踊が披露されていたり、もちろんお土産屋さんがあったりと、詳しくは別記事に書こうと思っていますが、原住民ずくしのエリアでした😁 

日月潭の九族文化村10
日月潭の九族文化村07
日月潭の九族文化村04

実際に原住民族が使っているわけではないでしょうが、弓矢(アーチェリー)の体験や、吹き矢の体験が出来る施設もあって、特に少年の心を持ったまま成長してしまった私のようなオジサンにはとても楽しめました✨ また施設のいたるところで時々見かけることが出来た原住民族によるショーも楽しめましたよ~

予めインターネットを駆使して集めた情報だと、九族文化村は斜面に作られたテーマパークとのこと。文化村内にある施設用のロープウェイに乗って斜面の上の方に行き、「斜面を下るようにしてテーマパーク内を散策するのが良い」と記載されていました✨ しかもロープウェイから見える景色が超絶景なんです👍 タイムラプスで撮影してみたので見てみてください↓

…が、実際にはこれには落とし穴が…。九族文化村には2つの入口があって、1つは日月潭ロープウェイで到着する入口。もう1つが全く逆側の自家用車などで到着する入口です。実は『斜面の上にあるのがロープウェイ側の入口』で、『斜面の下にあるのが反対の自家用車で到着する入口』です。つまり、ロープウェイに乗って来る私たちのような観光客は、施設用ロープウェイに乗らずに文化村の散策を開始するのが正解なんです。白状しましょう、私たちは間違えました😱 このような失敗をすると施設の散策をするのにずーっと登り坂を上って行くことになるので疲れてしまいます…、皆さんは失敗なさらぬようご注意ください…😅

九族文化村
営業時間:平日09:30~17:00, 休日09:30~17:30
入場料金:1人650台湾ドル(何かのディスカウントがあったかもしれません…。)
公式Web:http://www.nine.com.tw/

日月潭のおすすめホテル

日月潭の観光スポットを見てきていただきましたが、ハッキリ言って1日では全く時間が足りません…🤣 せっかく台湾のど真ん中まで来るのであれば、是非1-2泊してみてはいかがでしょうか⁉ 私たちが宿泊したサンムーンレイクホテル(日月潭大飯店)の様子が分かるページを貼っておきますね。お部屋のベランダとお風呂場から日月潭が一望できる素晴らしいホテルでしたよ👍

それでは素敵な台湾・日月潭観光をお過ごしくださいね♪

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