台中の孔子廟へ♪日本人もお参りに来る学問の神様

台中孔子廟の大成殿08 台中の観光地

ニーハオ、xilinです。

台中市の孔子廟に行って来ました!どういうわけだか妻が孔子廟の形が好きで、台北・台南・高雄の孔子廟は制覇してきたので、今回は台中の孔子廟にも来てみたわけです👍 

孔子廟というのは、名前の通り学問の神様とされている『孔子』を祀っている廟(宗教施設だと思って良い)です。台中の孔子廟はまだまだ新しい施設のようで、全体的に非常にキレイな孔子廟という印象を持ちました。

櫺星門:孔子廟の玄関口

孔子廟に入る前には大きな3つの門があります。真ん中の一番大きな門が櫺星門(読み方:レイセイモン)と呼ばれる正式な門。両脇に2つの門があります。興味深かったのが、この正式な門・櫺星門は常に閉じていて、両脇の門だけが開いていたことです。

台中孔子廟の櫺星門

細かいことは調べないと分からないのですが、これは孔子の思想に基づいてのことらしく、現在は国家元首(要は台湾では台湾総統)が参拝する時にだけ門を開けるそうです。どういった理屈なのか知りたいところですね。

大成門:孔子廟の本殿への入口

台中孔子廟の大成門01

孔子廟の玄関でもある大成門までは、58mのキレイに舗装された石畳の道を通ります。道の両側には石造りの灯篭が並べられていたり、大きなガジュマルの樹がいくつも並んでいて美しいです。もともとが小学校の跡地だったそうで、その時からの樹々も残っているとのこと。

台中孔子廟の大成門02
離れて眺めてもかっこいい
台中孔子廟の大成門03
近くから見てもかっこいい
台中孔子廟の大成門04

是非、門に近寄って、門の取っ手を見てみてください。恐らく獅子だと思うのですが、細部までこだわっているのがよく分かります👍

大成殿:孔子廟の本殿

大成門をくぐると一番最初に出てくるのが、コチラ↓

台中孔子廟の大成殿の願掛け02
1つ1つの紙には願い事が書かれています

驚いたのは日本語で書かれた願い事がけっこう多かったこと😲 日本人がわざわざ台中まで願い事に来ているというよりは、恐らく台湾に留学している日本人がここで願い事を書いていっているのでしょうか…。大学入試の合格祈願が一番多かったように思います。さすが学問の神様である孔子のお廟ですね!なかには、恋愛に関する願い事もありましたが…😅

そして、後ろを振り向くと孔子廟の本殿とご挨拶です。

台中孔子廟の大成殿01

どの孔子廟に行っても、広い敷地に本殿が作られているので、孔子への尊敬や台湾の人たちの信仰の深さが感じられます。

台中孔子廟の大成殿08
台中孔子廟の大成殿07
本殿の前には常に龍の模様が彫られた石造りのプレートがあります

本殿の中の造りは圧巻です。

台中孔子廟の大成殿04

まず施設の空間の広さに「おお~っ」となること間違いなしです!そして、この広い空間に柱がないことに気づくとさらに感慨深いです👍 正面には「明徳至善」という言葉とともに孔子が祀られています。

台中孔子廟の大成殿06

台中孔子廟のアクセス・地図

台中の孔子廟は、台中駅から徒歩でも30分弱くらいで到着できる距離なので、お散歩するのにちょうど良いかもしれませんね。タクシーなら台中駅から10分もかからず到着できますよ👍 

【台中孔子廟】
住所:台中市北區雙十路二段30號
HP :公式ページ

台中観光のお得な情報と現地ツアー

台北や高雄と違い、台中は観光がしやすい街ではありません…。理由はシンプルに交通機関が限られていることです。観光地へのアクセスが良いMRTの駅がありませんので、移動は全てタクシーかバス。台湾に慣れた人なら自転車という手もありますが、自転車で移動するにはかなり広いです…。台中観光に来る人達の多くが、台北から日帰りでタクシーをチャーターして来たり、現地ツアーでサクッと回る人たちが多い理由は、そんな交通の課題とも関係がありそうです。

ちなみに台中に特化したガイドブックというものはほとんどありません。そのため、基本的には「台湾」という大きなタイトルのガイドブックの中から、台中の情報だけを参考にしなければいけません。実は台中は現在どんどんと発展している街なので、そろそろ台中に関するガイドブックも出来ると思いますよ~

それでは楽しい台湾・台中観光を♪

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