台湾満喫中のxilinです。
台湾に渡ってから約1ヶ月の時点で、1度日本に戻ることになった。台湾で使ったお金は全て細かく記録してきたので、初月にかかった費用をここに公開しようと思う。もしも台湾で「しばらく滞在してみよっかな」なんてことを考える人や「会社でしばらくリモートワーク出来るけどどこ行こう」なんて人がいれば参考にしていただける内容だと思う。
前提条件として、私達は現在定住しないことを選択しているため、Airbnbを主に使って滞在している。そのため、家賃は通常よりも割高になっている点を予め伝えておきたい。
初月は合計30万円を台湾で支出
2月28日に台湾入国、3月26日に日本に帰国。合計27日間の滞在で、$81,033(TWD)を使っている。日本円に換算すると29万3,398円だ。
たかいっ😵
と思った貴方の感覚は正しい。なにをかくそう私もこんなに費用がかかるとは思っていなかった笑 内訳は⬇︎の円グラフを見ていただきたい。
こうやって見ると、ほとんどの支出は「住まい(家賃)」と食費だ。1番高いのは家賃(airbnbを利用した宿泊やホテルの宿泊)で、全体の56.4%。次の食費が22.6%で2つを合計すると79%となる。約8割がこの2つで構成されている。
1番大きな支出は宿泊費用=家賃
1番大きな家賃から細かく見ていこう。
家賃は$45,724(=165,811円)だ。東京の都心部に住んでいた頃と家賃が同じだ。それも1ヶ月まるまるいたわけではなく、正確には26泊の値段だ。1日あたりの家賃は$1,758(=6,375円)ということになる。仮にこの金額で30日過ごしていたとすると、1か月あたり191,250円の家賃だった計算だ。
東京より高い⁉😵
今後暮らしていけるのか心配になってくる金額だが、高くなった理由の大きな部分は以下の3点だと思われる。
第1に、今回は定住しないため通常の家賃のように年間契約のような形ではない。どんな商売でもボリュームディスカウントという概念があると思うが、旅行や不動産でも同じだ。1泊よりも1か月、1か月よりも1年の契約の方が、1日当たりの金額にすると割安になる。
つまり最高に割高な形での宿泊形態となるため、これだけでかなり高くなっているわけだ。また、初月ということもあり、住環境に関して配慮したことも確かだ。
第2に、例えばairbnbだと普通の人の家を借りることが多いわけだが、日本人の感覚だと家には欲しい機能が台湾だと欠けていることも多い。例えばキッチン、例えば洗濯機。それからトイレとお風呂の構造が日本と少し変わっていて、シャワーとトイレ、それから洗面台にそれぞれ仕切りが存在しなかったりすることも多い(シャワーを浴びると、トイレや洗面台がビチャビチャになるということだ🤣)ため、仕切りがあるものにしたいとか。以下の写真はキレイな例だ。実際に使ってみると、どんなにシャワーの水が飛び散らないように頑張ってみてもビチャビチャになる🤣 はっきり言って使い勝手が良いとは言いづらい。
初月は出来るだけこれらの機能を備えた場所に滞在できるよう気を配った。ちなみに、私たちは料理をしないため、キッチンは洗い物をする時に欲しいと思っていた。例えば屋台で何か買って、家で食べるなどの場合だ。
第3に、そもそも台北(首都)の中心部は家賃も高い。日本企業の駐在員として来ている知人は家賃が月額30万円ほどになっているとのこと。それはもうキレイで最新設備の整った部屋らしい。羨ましい!
これら3点が家賃が高くなった大きな理由で、今後はこれらをどれだけ下げることが出来るのかの勝負(?)になってくるだろう。つまり、①出来るだけ長い期間同じ宿に滞在することを検討する、②台湾の生活様式になれることでレアな設備を求めないようにする、③首都である台北の中心部を離れて生活することを検討する、ということになる。
2番目に大きな支出は食費
続いて、2番目に大きい食費だ。
夫婦2人で1か月$18,389 (=66,681円)。1日あたりにすると$707 (=2,563円)。三食全て外食することを考えれば、2人で1日2,563円というのは安いくらいじゃなかろうか。しかしここでもいくつか記載しておいた方が良い点がある。
第1に、台湾は外食費用が一般的に安く、逆に食材を買って調理しようとすると高くなる。
以前も以下のような記事を書いてみたので、ご興味もっていただいた方がいれば見て欲しい。長期間滞在することを検討する時に、食事に関しては1つの課題になっている気がする。
↑の記事にも書いたが、外食費用は安いし、一般的に「食事は外食」という文化なのは間違いないが、これを続ける場合には、栄養の偏りに注意することを考えていただくのが良いだろう。
第2に、カフェが高い。
円グラフを見ていただくと、食費で1番お金がかかったのが晩御飯(当然だろう)で、次が昼ご飯よりもカフェとなっている。晩御飯が全食費の33.4%を占めているのに対して、カフェが28.17%。私たち夫婦がカフェ好きということもあるのだが、台湾ではカフェ=コーヒー代が食費と比べて高いと思われる。言ってみればコーヒーはみんなが利用する高級品みたいなものではないかと感じている。
私たちは普段朝ごはんや昼ご飯に関してはだいたい1人あたり$100 (=362円)前後で、お腹もいっぱいになるくらいでいる。実はカフェに入るとこれと同じ金額、つまり1回につき1人あたり$100前後を使っている。ランチ台とコーヒー代が一緒くらいというのは私にはちょっと信じがたい。都心でランチを食べに出ると1,000円弱くらいかかっていたと思う。コーヒーが1杯1,000円だったとしたら、ちょっと高くて近寄りづらい…。
本来はこれを減らすことが出来ればまた大きな節約になるとこなのだが、最近は少し安めのコーヒー屋さん「LOUISA COFFEE」というチェーン店を見つけて、よく利用することにしている。Wifiも割と使える店舗が多く、こぎれいで重宝している。コーヒー1杯でだいたい$50くらいなのだが、コーヒーの味も他と比べて落ちるなんてこともなく、美味しい!👍
上記2点が食費に関するポイントとなる。カフェ代が少し改善の余地はありそうだが、今のところ特に大きな心配はないと思っている。
その他
その他に大きめの金額として通信費と交際費が入っているものの、実は通信費は、このブログを開設するための費用が大きく(つまり1年に1回の支払いで約$3,500)、台湾でのケータイSIMには1人当たり月々$1,000といったところだ。また、交際費は今のところ100%お土産代なので、ここはいくらでもやりようはあると考えている😎
このように、まずは初月の生活費をまとめてみた。振り返りも含めて、この生活費の公開に関しては継続してみようと思う。もしもこれから台湾観光や、台湾で長期滞在を検討されている方の役に立ってくれれば嬉しい。また、台湾在住の日本人の方で何か台湾ならではの節約術などご存知であれば是非教えていただきたい。
コメント