会社を辞めたら考えるべき今後の健康保険

お金と仕事

会社を辞めるとつくづく思うことは「会社って仕事に集中できる環境をしっかり整えてくれていたんだな~」ということ。

私はいわゆる外資系に所属していたのだが、欧米系の外資系というのはすごい縦割り構造で、隣の島の人間が何をしているのか知らないなんて日常茶飯事だったりする。そんな中でよく「縦割りウザい」なんてことを感じたものだが、あの縦割りも各部署・各人がそれぞれの仕事で最高のパフォーマンスを発揮するための組織構成なんだろう。もちろん改善の余地はあるにしても、会社として現時点ではこれがBest!と思っているわけだ。

給料から天引きされている税金や保険関係も同じく、会社の管理部がしっかり仕事してくれているから、私たちは普段何もする必要がないわけだ。自分で税金や保険料を納めに行く必要もない。

が、

そのために私たちは普段、自分がいくら税金を払って、いくら保険を払っているのか、ほとんど分かっていない(いや、私が分かっていなかっただけかもしれないが…)。おかげで会社を辞めると全くの税金音痴、保険音痴になってしまった自分に驚く。もう全くと言っていいほど分からない。

健康保険もその一つ。

一般的に会社員をしていると、会社が従業員のために勝手に保険をかけてくれている(給与明細にもそのように記載されているとのこと)。しかも、本来従業員が払うべき保険の50%を会社が肩代わりしてくれているために、世の中の会社員は大きく得をしているのだ。

会社を辞めると、会社は従業員を守ってくれていると気づく

会社を辞めると、私たちはこの保険から追い出されてしまう😅 ここで私たちは大きな選択を迫られる。日本国民は必ず公的な医療保険に加入しなければならないため(国民皆保険制度)、以下2つのどちらにするか決めないといけないのだ。

①国民健康保険に加入

②今までの保険を継続!(任意継続保険)

まず私が最初に感じたことは、「継続できるんかいっ!?」ということだったが、退職日から20日間以内に手続きを完了させれば (時間厳守!)、最長で2年間は今までの保険を継続できるということだ。恐らく国の救済措置の1つだろう。その上で、①と②の内容を比べてどちらが良いのかを選択すればいいわけだ。

次に考えたのは「じゃあ、どっちを選ぶのが正解か⁉」=「どっちを選んだ方が得するか⁉」ということだ。私がこの時に気になったのは、①月額保険料②保険の内容の2点だったが、結論から言えば、今まで会社員として月間30万円以上の給料をもらっていた人は今までの保険を継続すればいい👍

まず保険の内容に関してだが、この任意継続保険の担当者に詳しい話しを聞こうと思って足を運んでみたが回答は「保険の内容は大差ない」ということだった。では月額保険料はどうかというと、ここで大きな差がつくことが多いようだ。

月額保険料に大きく差がつくポイントは以下2点。

①扶養家族:簡単に言えば、国民健康保険を選択すると扶養家族がいても人数分の保険料を払う必要があるが、任意継続保険を選択すると扶養家族分の保険料は払う必要がない。1人分の保険料で扶養家族は保険に加入することが出来るということだ。

扶養家族がいる場合

②年収上限:保険料は基本的に年収に応じて算出される。給料が高い人ほど保険料も高くなるわけだ。しかし、これが任意継続保険に関しては特例があり、年収がどんなに高い人でも「月額30万円を上限にして保険料を計算する」という決まりがあるようだ。つまり国民健康保険を選択すると年収1,000万円の人は、年収1,000万円分の保険料を払う必要があるが、任意継続保険を選択すると、年収360万円分の保険料を払うだけで良い、ということだ。これを聞くと確実に任意継続保険を選んだ方が得するように聞こえるだろう。

上記のように今までの保険を継続することで大きなメリットがあるが、1点気を付けていただきたい点がある。それは、今までは会社が保険料の50%を支払ってくれていたが、今後は払ってくれない。つまり会社を辞めてから保険を継続したとしても、保険料は2倍になるということだ (会社が50%の支払いを辞めてしまうから)。今までちゃんと自分の保険料を確認してきた人なら、突然保険料が2倍になることに驚いてしまうかもしれない。

時間は資産だ

私はこの保険を選ぶ際に、ずいぶん時間がかかってしまった。なんとなく「継続した方がいいですよ」という話しだけ聞いていたが、どうしてそうなるのか、何か条件のようなものはないのか、など何だか気になってしまって、インターネットで検索して、人に話しを聞いて、などの確認をしてきた。

時間は1番貴重な資産だ。この記事を読んでくれた方は1つだけ覚えておいてくれればいいと思う。

月間30万円以上の給料をもらっていた人は今までの保険を継続すればいい。

この記事が皆さんのコスト削減のお役に立てれば嬉しい!

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