野菜不足・ビタミン不足になりがちな台湾生活

野菜不足・ビタミン不足になりがちな台湾生活 台湾での体験

台湾に渡って半年間ほど経過した、台湾の先輩とでもいうべき友人が言った強烈な一言がある。

単身赴任だった時にはビタミン源は果物だった

栄養価の専門ではないが、果物はビタミン豊富なイメージが確かにある。きっとそうなんだろう。だが、果物はあくまでデザートでしょう。デザートだけで栄養を取ろうなんて血迷ってる。野菜を食べましょうよ

私はそんな風に思っていた。だが、同じように台湾で生活をするようになって、今ではその気持ちが分かってきた。

野菜がない…

いや、正確に言えば生野菜を食べる機会が少なすぎる。日本ではあれだけ毎日サラダを食べていたのに、その機会が台湾には絶望的にないのだ。正直言ってサラダが大好きだという人間ではないのでしばらくは気にしていなかったのだが、3週間も生野菜を食べずにいるとさすがに気になってくる。なんというか身体が欲しているような気がする…。時々食べる野菜が美味しく感じるのだ(笑)

サラダにありつけない理由は文化的な背景が多分にあるように思うが、大きくは以下の2点だろう。

生食用の生鮮食品が高い

これも台湾の先輩が話していたことだが、台北に引っ越してから食費があがったそうだ😲

日本の商品がよく並ぶような売り場

彼は東京に住んでいた。東京と言えば言わずもがな、商品価格は日本で1番高い (はず)。その東京の価格よりも高くなるとはいったいどういうことなんだろう。台湾は日本よりも物価が安い。そう信じて疑わなかったのに。

それから数日して、今度は別の台湾人女性の友人(日本にも数年在住歴あり)と話す機会があったので、その話しをすると「台湾の方が食費が高い?そんなはずない。」とのことだった。どうなってるんだろう?

話しを聞いていて思ったことは、先輩は日本に住んでいた時とほぼ変わらない食生活をしているということ。お子さんも連れて家族と一緒に台湾で生活している彼は、当然子供の栄養面を含めた食生活の心配をするはず。出来るだけ、安心安全が(なんとなく)保証されている食事を心がけているはずだ。そのために日本の食品をよく買い、そういった日本の商品を置くようなスーパーで買い物するのだ。

日本の商品がよく並ぶような売り場

日本の食品だと高い(輸入品だから当然高いだろう)。そしてきっとこういうスーパーで販売しているものは質の良い物が多いのだろう。実際にこういったスーパーで野菜や果物などを見ていると、東京の価格と変わらない(場合によっては、東京よりも高い)と感じる。形も良く、野菜や果物がきれいに包装・陳列されている。お肉はちょっと安いかな。このあたりの詳しいことはもう少しよく分かってから紹介したい。

しかし、地元の販売店に行ってみると少し状況が変わってくる。

地元の食材を売っているような売り場

安い🤑

スーパーに比べると無造作に置かれているし、恐らく野菜が入っていただろう段ボールをカッターで切り取って値段を書いているし、そもそもこの陳列棚は外だし、なんていうかちょっと散らかっているイメージを持つものの、圧倒的に安い。

これならいけそうじゃん!

ただし、実際にこういった地元の販売所で野菜を買っている人に聞くと、こんなことを聞くことになる。

  • 野菜が傷んでいる
  • 野菜が汚い (洗われていない。土や泥の類のことだろう)
  • 虫がくっついている、虫食いがある

確かにこの販売所に私が入ろうとした時に妻は微妙な顔をしていた。なんというか、やはり日本人女性からすると入りづらい雰囲気だったようだ(写真を取り忘れたが…)。

しかし、上記の3点を考えると、日本人の感覚で言えば、地元の販売所で売っている野菜はサラダにするには不向きなのだろう。どうしても火を通したくなるということだ。台湾でサラダを提供しているローカルレストランを見ないのもこれが理由なのかもしれない。

食事は外食 (or テイクアウト)

「台湾と言えば~」ということでイメージするものってどんなものだろうか?恐らくそのイメージの中で「グルメ」は、夜市を筆頭にかなり高い割合を占めている気がする。

実際、台湾に渡って3週間になるが食事はすごく美味しい。日本人に合っているんだろう。食事は毎日の楽しみの一つになっていて、毎日妻は今日はここに食べに行く!明日は××!と楽しそうにしている。

私は現在Airbnbを使って毎日の家を決定している。台湾の実際の家に興味があったため、数日に1度引っ越し(スーツケースで移動するだけだが) ている。誰かが提供している家を使わせてもらっているのだが、台湾の家にはキッチンが付いていない家がすごく多いという発見は興味深いと思った。キッチンが付いていても小さな流しとコンロ一つという感じだ(ちなみにコンロはIH以外は見たことがない)。

とある家のキッチン。ここは少し広めで日本ぽい。

台湾ではどうやら一般的のようだが、キッチンが付いていないアパートやマンションというのは日本ではあまり見ないように思う。日本在住経験ありの台湾女性に理由を聞いたところ面白かったのは、①台湾では(結婚後も)両親と同居することが多い。②台湾では独身の間に自炊することなどほとんどない、ということだった。

なるほど…。特に①番に関しては新鮮ですね~。

そんなわけで外食しかしない生活を送っているのだが、台湾で外食すると出てくるものは、麺、ご飯、パン、餃子、肉、豆腐、と色どりのない感じになってくる。

野菜はないの?

はい、ございます。

台湾のローカルレストランで頼んだ青菜炒め

多くのレストランでこういった青菜や白菜、キャベツの茹でたものを提供している。今ではかなりの高確率でこれらを注文するようになったが、でも、これだけで野菜って足りてるの?だいたい、野菜って火を通すと栄養素が抜けてしまうって聞くし。

現在はそんな生活を送っている。台湾にきて早くも3週間が経過している。1年間もこんな感じの生活をしていると身体がまいってしまいそうな気がするので、これからは食生活も考えていきたいと思う。台湾の観光局のHPで台湾グルメを紹介していたりするので、こんなところも参考にしている。

どなたか良い方法知ってたら教えてくださーい。

※いくつか解決法になりうるお店を発見したのでご紹介。

やっぱり野菜は足りませんが・・、私たちが体験してきた台北のグルメをご紹介♪

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