ニーハオ、xilinです。
今回は台湾の滞在で必須と言っても良いスマホに関するお話し👍 台湾旅行に行く時にはポケットWifiではなく、SIMカードを使った方が良いよ、というお話し。
海外旅行中のスマホの使い方
誰だって海外旅行する際にはスマホを使いながら旅行すると思う。当然私もそうだ👍 もう10年以上前になると思うが、昔は「パケ死」という言葉をよく聞いた。海外旅行中に何も考えずにケータイを使いまくっていると、知らないうちに海外の通信業者に接続され、後に高額請求されたりする。最近はあまり聞かなくなったと思うが、このような形で支払困難または支払不能になることを指した言葉だ😅
私は特に通信の専門家ではないが、一般的に海外旅行でいつも通りスマホを使いたい場合、以下の3つの方法で「パケ死」しないようにするはず。
- いつも通りケータイを使うが、指定業者に接続することで、通常海外で使うよりも安価にローミング出来る。通信費用も1日当たりの上限を決めている形が多い。指定業者は各キャリアによって違う。
- ポケットWifiを借りる。海外の通信業者に直接繋ぐことなく通信はこれだけを使う。
- SIMカードを買う。海外の通信業者と直接契約して観光客用の短期格安プランを利用する。
1が最も簡単に海外でスマホを使うやり方で、その分コストが最も高い。3が最も面倒だが、最もコストが安い。日本では2のポケットWifiが主流のイメージがあるが、他の国では恐らく3のSIMが主流のはずだ。面倒くさいというのはもちろん理解できるが、何となくのイメージだが、5日間以上海外旅行するなら、SIMカードをお勧めしたい。理由はシンプルにコストが大きく違うからだ。つまり月単位で滞在する私たちのようなケースは迷うことなくSIMカードだ👍
SIMカードが1番安い
前回台湾に来た時には、空港でたまたま見つけた1か月間使い放題のSIMを買った。良くも悪くも1か月後には2週間前後の1時帰国が決まっていたし、期間もちょうど良かったためだ。松山空港で手に入るSIMは限られていて、中華電信という日本のDocomoのような企業が提供している以下のプランのみだった。(2019年2月28日時点)
1か月間 (30日間) データ使い放題で1,000台湾ドル (約3,600円~3,700円くらい)。これまでずっとソフトバンクユーザーだったが、これだけで通信料が半分以下になって、しかもデータ量も無制限になって喜んだものだ。もしも台湾に旅行を検討している人がいたら、検討しているポケットWifiと上の写真の値段を比べてみていただくことをお勧めする。SIMの方が安いはずだ。
今回は、今のところ2か月ちょっと帰国の予定がないため、3か月ほど使い続ける必要がある。時間もあったため、台湾で生活している先輩方のブログなどをいくつか見て、台北駅近辺のケータイショップを回って各社のプランを比べることにした。とは言っても、各社が競っているわけで、ケータイの月額料金がそれほど大きく違うわけもない。しかも、既に体験している通り日本と比べて激安だ。月額1,000台湾ドル以下になったら最高だな~👍 くらいで考えていた。
しかし、実際に台北を回るとブログの説明のようにスムーズには進まない😭 そもそも台北駅周辺ならケータイショップは乱立しているだろうと踏んだのも間違いだったし、同じく台北駅周辺なら外人対応できる店員さんも多いだろうとタカをくくっていたのも間違いだった🤣 きっと台湾ブログの大先輩方は既に数年台湾に住んでいるため、中国語も出来るしお店がどこにあるのかもザックリ理解していたのかもしれない。また、恐らくブログの情報の鮮度も関係するんだろう。2年前のプランと今のプランだとやはり違いが出てきても仕方ない。ブログに記載されたプラン内容が、実際のお店にはない、ということもあった。結局お店に行って自分で確認しないと本当のところは分からない。
台湾SIMカードの比較
数店舗巡った感想としては、どうやらSIMカードを欲しいといった時の最初の反応はどこも一緒だ。以下が今回のやり取りの基本的な流れだ。
- 私「SIM card? (SIMカードありますか?)」
- 店「How long? (期間はどれくらい?)」
- 私「3 month (3か月です)」
- 店「…」
台湾にいる期間によってプランが決まってくるらしいということが分かる。ただし、3か月と言うと困ってしまうところばかりだった。
台灣大哥大 (台湾モバイル)
中山にある誠品百貨店の隣のブロック。大通りに面したお店だが、この時には幸運にも全く待つことなく話しを聞くことが出来た。店員さんに3か月くらい使いたいということを伝えると困った顔をしながら、奥の席に案内してくれた。
事前にブログを見て分かっていたことだが、プランは大きく2種類に分かれている。
- 期間限定プラン:〇〇日間だけデータ無制限
- データ限定プラン:〇〇GBまでは期間を気にせず使える
前回、中華電信の30日間プランを使った時にはピッタリ1,000台湾ドルだった。台湾モバイルの今回提示されたプランは1,100台湾ドルなのでちょっと高い。この時点で、台湾モバイルの期間限定プランは私の選択肢の中で消える。
ブログの情報と違って困ったのは、通常この手のプランはチャージが出来たり、延長が出来たりするというものだったのだが、店員さん曰くチャージや延長が出来ないということだった。つまり、上の写真に記載されているプランを使い切った後は、再度お店に来て新しいSIMを買いなおさないといけない。
面倒くさっ!
これ以外のプランはないのかと聞いたところ、台湾人の友達を連れて来いということだった。台湾人の友達がいれば、観光客用ではない台湾人用のプランを提供できるとのことだ。よくよく聞けば、
その友達を保証人にする
ことで、台湾人用のプランを選択することが出来るようになるらしい。パッと見たところ、観光客用のプランよりも使いやすく安いプランがありそうだった。台湾では保証人になることってそんなに軽いのか? そんなことを考えながら、他の店とも比べたかったため、お礼を言ってここでお店を出た。
公式HP:台灣大哥大 (台湾モバイル)
中華電信
台北駅から徒歩3分くらいの場所にあるショップだ。ここのやり取りはすぐに終わった。
- 私「SIM card? (SIMカードありますか?)」
- 店「We don’t have SIM (SIMはありません)」
- 私「???」
- 店「It’s sold out. (売り切れです)」
- 私「Sold out? (売り切れ? – まだ昼間だよ?)」
- 店「today sold out. tomorrow sold out. (今日も明日も売り切れです)」
- 私「… (暇じゃないから帰れってことね?)」
- 店「Go to T-Star (T-Starに行ったらあるよ)」
確かに台北駅からすぐの立地だったし列も並んでいた。忙しかったからなのか、本当に売り切れてしまっていたのかは分からないが、店員さんの雰囲気としては追い出したかったのかなー、という感じで受け取ったので、私はこれから中華電信は使わないことにする笑 最初に使ったのが中華電信だっただけに残念だ。台湾の中ではDocomoのような立ち位置の会社らしいので、細かくて面倒な客を受ける必要がないのかもしれないが、もしも観光客として中華電信を検討する場合には、この台北駅のお店ではないところで話しをすることをお勧めしたい。
台湾之星 (T-STAR)
今回私はこの「台湾之星」というユニークな名前のお店でSIMを契約した。しっかりと対応してくれただけではなくて、3か月合計で考えた時には前回よりも安く利用できそうだったからだ。
しかし、残念ながらここではちゃんとしたプランのメニュー表のようなものが用意されておらず、以下のように紙の切れ端に、自作の説明書きを加える形で説明をしていただいた😁 個人的にはこういう展開は好物だ
結局のところ、この説明書きだけでは分かりづらいのだが🤣、価格は以下のような2段構成となっている。
- SIMカードの本体代金:300台湾ドル (初月のみ)
- 1か月のデータ使い放題代金:699台湾ドル (チャージした月)
そのため、支払いは以下になる。
- 1か月目:999台湾ドル=SIMカード本体代+データ代
- 2か月目:699台湾ドル=データ代
- 3か月目:699台湾ドル=データ代
良いっっ!
チャージが出来るってだけでかなり良い響きだ。しかも日本のキャリアのプランのように分かりづらいポイントも何もない。いたってシンプルだ。あとは回線に満足することが出来れば、もうSIMを変更する必要もない。
というわけで、台湾之星で契約👍
1点気を付けようと思っているのは、電波のカバー範囲だ。日本で例えるなら、Docomoなら日本全国どこでも電波をカバー出来ているだろうが、格安携帯会社なら都心だけしかカバーされていないかもしれない。恐らく大丈夫だとは思うが、そのように台湾之星はひょっとしたら田舎の方に行くとカバーがされていないのかもしれない。今後、田舎に行く際にはその点をしっかり確認していこうと思う。
ただし、現在台北で使っている分には、本当に何の問題もなく使うことが出来ている。特にど田舎に行くこともないようであれば、SIMカードは台湾之星は完全におすすめだ。
※実はこの続編として更に期間を延長した時の話しを以下に掲載したのでご興味ある方はどうぞ♪
台湾現地での体験は他にもたくさんあるので、ご興味あれば合わせてどうぞ♪
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