ニーハオ、xilinです。
羅東(ルオドン)・蘇澳(スアオ)と滞在してきて、最後にようやく宜蘭懸の中の中心都市である宜蘭市(イーラン)に到着しました。
宜蘭市 (読み方:イーラン) には比較的長め (1週間ほど) に滞在することが出来たので、もっとたくさんの観光地を回る予定だったのですが、なんと冬場の宜蘭は雨が多いことで有名だとかで、ほとんど雨降りの毎日…。せっかく自然が豊かな観光地が多かったのに、雨天のおかげでほとんどどこにも行けず、駅の周辺をまわることで終わってしまった感じになりました…😭
次回来る時には必ず宜蘭の自然を回ってご紹介出来るようにしますが、取り急ぎ今回まわった観光地をご紹介しますね!それではどうぞ!
幾米公園 (Jimmy Park)
台湾出身の世界的な絵本作家『幾米(ジミー・リャオ)』を知っていますか?実は私たちは何も知らずに来てしまったので、何となくで終わってしまったのですが…。なんとあの金城武さん主演の作品もあるとか!宜蘭はその幾米(ジミー)の故郷なんです。
そんなわけで、宜蘭の駅前はこの幾米(ジミー)の世界観をそのまま現実の世界に持ってきています!これを幾米公園 (Jimmy Park) と呼んでいるんですね!
もちろん幾米(ジミー)のファンなら超楽しい時間を過ごすことが出来ますが、それ以外の人にも、特に家族で来られる人などには最高ですね!
いたるところがインスタ映えしそうな写真撮影スポットだったりするので、そんな人にもバッチリかも…!
周辺には人が集まるので、簡単なマーケットのようになっていました。台湾によくある市場のような感じではなく、より服飾やアクセサリーのようなお店がたくさんありましたね。台湾の原住民の服やアクセサリーなどもたくさんあったので、興味のある人は是非。
【幾米公園】
住所:宜蘭縣宜蘭市宜興路一段240號
幸福轉運站 (幸せのバスターミナル)
こちらも幾米公園 (Jimmy Park)の流れを汲んでいる場所。もともと宜蘭のバスターミナルとして実際に使われていた場所だそうです。
平日も休日も家族連れでにぎわっていました。特に子供が遊んでいる様子を写真に収めたり、キャラクターと一緒に子供の写真撮影をして楽しんでいるようでしたよ!
ここは幾米(ジミー)の作品の1つ「忘記親一下」というものの世界観を表現した場所だとか…。宜蘭は本当に宜蘭一色ですね、事前に調べてくればもっと楽しめたな~
ここに展示されているキリンやゾウの遊具は今は使われなくなったバスの一部が使われているとか。確かに言われてみるとハッとするのが、よく見てみると車の部品らしきものがいくつも使われていました😲
【幸福轉運站】
住所:宜蘭縣宜蘭市宜興路一段117號
宜蘭市場
個人的にはメチャメチャ楽しめた場所です、やっぱり見た事のないものを見ることってワクワクしますよね😎
休日の午前中に市場に来たので、ここはすごい人ごみでした…。本当に台湾の夜市や市場に人が多い時間に来ると、東京のラッシュアワーを思い出す勢いです…😲
台湾の商売人は逞しいので、どんなに混雑していようが、そこに人が集まれば道の真ん中であろうが商売する人が必ずいます😲 カートに載せて海鮮を販売!
野菜を山盛り持ってきて、道の真ん中に😲 台湾のオバちゃん達は本当に逞しい…!!
↑こちらは市場のお店の1つ。台湾でよく見る光景ですが、魚はブツ切りにされて鉄板の上に氷を敷き詰めて売りに出されます。切り方が雑っ…!🤣
台湾で滞在を始めた当初は写真をパシャパシャと撮っていた鶏の脚や、一匹そのままの鶏なんかもたくさんありました。きっと日本の市場でも置いてるんでしょうけど、日本ではあまり市場自体に足を運ぼうと思いませんでしたからね。帰国したら行ってみようかな・・・。
しかし、この宜蘭市場で初めて見たのがコチラ…っ↓
?鶏?
ん…?
皮をはがした…カエル!?
🐸蛙ですかっ⁉
なんか脚の筋肉がリアルで…。それに手というか足というか、それも妙にリアルで…。なかなかパンチのあるものを見つけてしまいました。さすが台湾の市場。
【宜蘭市場】
住所:宜蘭縣宜蘭市南興街16號18
宜蘭設治紀念館 (Memorial Hall of Founding of Yilan Administration)
日本よりも日本ぽいと言われる景色を残した場所「宜蘭設治紀念館」。西郷隆盛の長男・西郷菊次郎が1906年に建設したものだとか。西郷隆盛と聞くと歴史を感じて「おーっ」となりますよね🤣
その後には歴代の宜蘭県の県知事さんに当たる地方長官の官邸として使われてきたそうです。
1997年に修復された後に一般公開されたらしく、建物は非常にキレイな状態で保たれていました。個人的にはもっと古くて趣のある状態が好みなので少々残念😅
内部は畳敷きで靴を脱いでスリッパに履き替えました。畳もキレイな状態だったので潔癖症気味の妻でも大丈夫でしたよ。
↑この人が西郷隆盛の長男・菊次郎さん。絵でしか見たことがないんですが、どことなくお父さんの面影がありますね(⇒参考:西郷隆盛の画像検索)。
1899年と記載されているところを見ると、まだ日本統治開始初期の頃の模型のようですが、当時はここにお城(宜蘭城)があったのでしょうか。あるいは、お城を建設する予定だったのでしょうか。そんな時代の資料がいくつも展示されていました。
宜蘭県に関する地図。大部分を山に囲まれていて、住みやすそうな平地は限られた場所だけなのが分かります。宜蘭懸だけではなく、まだ私たちも全く開拓できていないのですが、台湾の東側は本当に山岳地帯で険しい場所だと感じます。この中に多くの原住民が今も生活しているというのは、ますます興味をもちますね。
【宜蘭設治紀念館】
住所:宜蘭縣宜蘭市南興街16號18
積木博物館 (Brick Ark Museum)
続いて積木博物館。中国語の「積木」は日本語の「積み木」とは少々意味が違っていて、いわゆる「ブロック玩具」全般のことを指すそうです。積木博物館は大小様々なブロック作品を約1,000点😲も保持しているそうで、このようにブロック作品に関する博物館はアジアでここが初めて作られた場所だそうです。
博物館の外から既にブロック作品が展示されています。
私が心配することではないですが 「権利関係は大丈夫なのかな~😅」と、そういった作品も多数ありました。ドラえもんもありましたし、Pixarのアイスエイジも、ミニオンズもありました。
博物館というくらいなので、ブロックに関する紹介などもありましたが、残念ながら全て中国語での説明なので、私たちには理解できず…。
細かい作業だな~と驚かされたのは、絵画作品をブロックを使って表現したもの。
1つ1つの凹凸の色を工夫することで、かなり繊細な表現も可能なんですね。
子供向けのブロックのDIY教室がここの目玉。子供は喜んでブロック制作を楽しんでいましたよ!お子さん連れで宜蘭に来る人は是非!
【積木博物館】
住所:宜蘭縣宜蘭市縣政北路2號
行金:1人200台湾ドル
宜蘭磚窯 (宜蘭レンガ窯)
最後は、宜蘭の中心部から少し離れた場所にありますが、とても絵になる写真スポット👍
宜蘭の中心部から河を渡るのですが、その橋から見る景色も美しかった✨ 宜蘭は台北などに比べて良い意味で田舎なので、少し街を出ると自然の豊かな場所がたくさんあります。
宜蘭駅からだとだいたい30分くらいでしょうか。景色を見ながら歩いて行くと。
「3匹の子豚」のお話しに出てきそうな、レンガ造りのお家⁉のようなものが出てきます。
実はこれは昔レンガを作っていた焼き窯で「レンガ窯」と呼ばれるものです。
レンガは今でこそ全く使われなくなったと思いますが、日本が統治していた時代(今から何十年も前)には、台湾のレンガ産業が急拡大したとか。コンクリートの普及でその後、急激に縮小してしまったそうですが、当時の繁栄ぶりを一番キレイな形で見ることが出来るのが、この「宜蘭磚窯」だそうです。
当時のレンガ窯は今では稼働せず、すっかり「天空の城ラピュタ」にでも出てきそうなくらい、緑がレンガ窯を覆っていました。
13基のレンガ窯が並んだ姿はとても絵になりますね。青い空と白い雲にレンガの褪せた赤色が映えます。レンガ窯は宜蘭の写真撮影スポットとして、インスタ映えスポットとして生まれ変わっていました。
【宜蘭磚窯】
住所:宜蘭縣宜蘭市津梅路75巷13號
宜蘭から足を伸ばして羅東へ
宜蘭のお得な情報とその他の観光地
私たちが行ってきた宜蘭の観光スポットをご紹介しました。残念ながら雨の日ばかりだったので、あまり満足に観光できず・・・。宜蘭の人気観光地やどんなアクティビティがトレンドなのかが分かるようなページも見つけておきました♪
私たちも宜蘭観光は不完全燃焼だったので、また戻ってきたいと思っています!皆さんは冬ではなく、天気の良い春以降に宜蘭に来てくださいね♪
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