国立台湾博物館へ!雨の日の台北観光にもピッタリ

台湾国立博物館の発現台湾02 台北の観光地

ニーハオ、xilinです。

台北にある国立台湾博物館に行って来ました!ここは、「せっかく台北に来たのに運悪く雨が降ってしまった」貴方にバッチリの観光スポットとしてご紹介します👍 大きな博物館で、特に外に出ることもなく

国立台湾博物館の概要

1908年に建てられた国立台湾博物館は、台湾で最も歴史のある博物館です。台北駅近くにあるこの博物館は、文字通り台北の歴史をずっと見守ってきた建物。

台湾国立博物館の外観03

到着するとギリシャ神殿のような建物に驚き、「え、これが台湾の博物館!?」と思ってしまいそうな造り。実は設計したのは野村一郎という日本人の建築士だったり、館内にも多くの日本人が出てくるくらい、台湾と日本とは関わりが深いんです。

台湾国立博物館の入口01
博物館のエントランス部分
台湾国立博物館の入口02
博物館のエントランスの天井には美しいステンドグラス

決して台湾ぽいわけではないですが、博物館の外観もエントランス部分もすごく美しいです。博物館の展示を見に来る人だけじゃなく、建築そのものを見に来る人もいるかもしれませんね。

国立台湾博物館にはどんな展示物があるの?

台湾国立博物館の地図01

国立台湾博物館では、台湾本土の文化や歴史、生物や自然現象など、幅広いテーマをカバーしているとのこと。地下1階~3階までの建物でこれらをカバーしています。しかし…、

地下1階と2階がお休み中⁉😲

どんだけ運の悪い男と女か、今日ほど思ったことはありませんよ…。しかも通常は1階部分は特別展示をやるためのスペースだそうで、

3階の展示しか見れない⁉

きっとこういう情報は公式のホームページにはちゃんと掲載されているんでしょうね~…。チェックしてみると日本語のホームページもあったので、今後は注意しなきゃ。そんなわけで3階の展示について簡単にご紹介しますね。

国立台湾博物館の見どころって?

台湾国立博物館の発現台湾01

3階の展示のコンセプトは「台湾発見」。博物館内にあったパンフレットによれば「台湾の自然世界がいかにして近代博物学によって発見されてきたのかを回顧する展示」ということです。①発見の道 ②台湾新象 ③過去的未来 の三つのパートに分かれて展示が行われています。

発見の道

台湾国立博物館の発現台湾02

第1部の「発見の道」では台湾の20世紀初頭の学者さんによる「調査」に焦点を当てていました。そういった意味で、スペースの多くが割かれていたのが、学者さんが採集した標本の展示です。

台湾国立博物館の発現台湾03

昆虫から動物まで様々な標本があり、中には少々怖いものまで…。

台湾国立博物館の発見の道03
台湾国立博物館の発見の道04

これほどの標本の数はなかなか見ることもないと思うので、これほどじっくりと他の生物と睨めっこすることもまずないと思います。たまにはゆっくりと観察してみることで新しい発見もあるかもしれませんね。

台湾新象

台湾国立博物館の台湾新象01

第2部の「台湾新象」では重大発見を紹介しているコーナーです。各カテゴリによってそれぞれの重大発見があります。台湾の高山植物や昆虫、鉱物、魚類や貝類など本当に様々な重大発見があるようでした。

台湾国立博物館の台湾新象02
台湾国立博物館の台湾新象03

ただ、ちょっと申し訳ないのですが、個人的にはあまり興味が持てず…。このあたりの重大発見というものは、専門家でないとあまり面白みはないかもしれませんね…。

過去的未来

台湾国立博物館の過去的未来01

第3部の「過去的未来」では、「過去を見つめることによって未来を展望する」という壮大なテーマがあるようでした。絶滅したと言われている「台湾雲豹(ウンピョウ)」の標本の展示などもありましたが、テーマが壮大すぎてこちらもあまり深い興味を持てず…。

私たちにとって印象深かったもの

こう振り返るとちょっと微妙だったんじゃないの?と思われるかもしれませんが、そうではありません。私たちにとても印象深く残ったものは実は台湾原住民に関する展示。

台湾国立博物館の台湾原住民02

台湾という島は、日本でいう九州よりも小さな島ですが、多くの原住民族が暮らしていました。それぞれの部族が異なる文化や風習を持ちながら、こんな小さな島の中で暮らしていたんです。

台湾国立博物館の台湾原住民03

↑日本統治時代に作られた部族の勢力図とでも言うのでしょうか…。暮らしている地域も隣接しているため、恐らく当時は部族同士の争いなどもあったのではないでしょうか。

台湾国立博物館の台湾原住民01

↑1911年の人口統計となっていますが、①アミ族 ②タイヤル族 ③パイワン族となっており、海に面したエリアを持っている部族の人口が多い結果になっていますね。あるいはその逆で、人口が多いから海に面したエリアを勝ち取ることが出来たのか…。

台湾に来て一番興味を持つことが出来たのは、台湾の国の歴史とその中で恐らく翻弄されていった原住民に関してです。このあたりは台湾滞在期間が終わっても調べてみたいなと感じています。

国立台湾博物館の地図とアクセス

国立台湾博物館の場所は非常に分かりやすいです。MRTの台大医院駅からすぐですし、「台湾の渋谷」と呼ばれる西門駅から真っすぐ行ったところにある二二八和平公園の中にあります。台北駅からも徒歩圏内ですよ!

【国立台湾博物館】
 住所 :台北市中正區襄陽路2號
営業時間:午前9:30~午後5:00(月曜は休館日)
 料金 :1人30元
公式Web:https://www.ntm.gov.tw/jp/

それでは、台湾観光・台北観光を最高に楽しんでくださいね♪

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