ニーハオ、xilinです。
台湾に来たら是非とも見てみたかったお祭りの1つ『平渓天燈祭』。通称ランタンフェスティバルと呼ばれるもの。日本人にも有名な十分(読み方:ジゥフェン)でも個人でランタンを上げることが出来ます…。が、このランタンフェスティバルは、願い事を描いた無数のランタンを一斉に飛ばすので、とても幻想的な光景を見ることが出来るんです。台湾でも1位、2位を争う有名なイベントです。実はランタンを飛ばすには、開始の数時間前に配られる整理券が必要だったので、今回はランタンを見に行って来ただけですが、それでも
行って良かった😊
と心から言える超美しい光景を見ることが出来ました!その様子をご紹介しますね!
2020年の平渓天燈祭のスケジュール
まずは日程。1999年に開始された平渓天燈祭は1年に1日だけのイベントだったそうですが、人気が出過ぎたためか、数年前から1年に2日間やることになったそうです。2020年のスケジュールがコチラ↓
初日:2月1日(土) 18:00~20:30
- 場所:新北市立平渓国民中学校
- ランタン100個ずつ合計8回飛ばす
2日目:2月8日(土) 17:30~20:30
- 場所:新北市十分廣場
- ランタン150個ずつ合計10回飛ばす
例年、2回目がメインイベントで、初回は少し小さめのものになっているそうです。平渓という場所はかなりの山の中にあります。交通の便の良い場所ではないため、臨時バスを運行するなどして自治体側も頑張っているようですね!
台北から平渓天燈祭の行き方!臨時バスで平渓国民中学校へ
平渓天燈祭の1日目@新北市立平渓国民中学校への当日の行き方を、まず簡単にまとめますと…
超簡単です
- 台北のホテル⇒
- MRTで台北の動物園駅⇒
- 直通の臨時バスで40分⇒
- 現地到着😲
驚くほど簡単じゃないですか⁉ きっと昔はこんなに簡単ではなかったはずですが、当日参加した私たちの感想としては、臨時バスを使った交通オペレーションが驚くほど整理されていました。これから参加する人には臨時バスで現地に行くことをオススメします。
MRT動物園駅についたら
目指すべきはMRTの動物園駅。台北駅から電車でだいたい30分ほどの場所にあります。駅に到着して改札を出ると、上の写真のように「平渓天燈祭に行くバスはこっちだよ~」という案内があるので迷うこともありません👍
私たちが動物園駅に到着したのは15:05頃。この時、駅にはあまり人がいませんでした。今年は中国人が来れないような規制があったり、コロナウイルスの警戒であまり人がいないのかな?とか、やっぱりメインイベントの日に人が集中するのかな?とか、正直言ってもっと人が多いだろうと思っていたので拍子抜けしたのをよく覚えています。
駅を出てからもずっと案内看板があって、もう街を挙げてのお祭りだということがよく分かります!駅から徒歩で5分くらいだったかな?看板に沿って進めばOK…、と言ってもまっすぐ歩くだけなので余裕です。こんな看板があります↓
臨時の直通バス
案内看板に沿って歩いていくと、上の写真のような臨時のバス停に到着します。
バス料金は片道50台湾ドル。安いですよねっ!ちゃんと悠遊カード(台湾の交通ICカード)も使えるので、ラクラク移動できます👍
15:12には全く待つことなくバスに乗ることが出来、15:15頃には出発😲 出発時には上の写真よりも、もう少し人が乗っていましたが、全員が座って現地まで行けました。バスで揺られる道は山道も多く、けっこう揺れました。台湾の車の運転は快適なものではないため、座る位置によっては車酔いする人もいると思います。
↑15:55頃。40分ほどバスで揺られて到着した場所…、ここが会場側の臨時バス停。まぁ何とも自然豊かな場所でした🤣
地図でだいたいの場所を共有させていただきますね↓
会場に到着
会場となる中学校は臨時バス停から徒歩で10分前後の場所でした。ちょうどコロナウイルスが猛威を振るっている時期で、台湾の自治体もかなり厳しく入場者を確認しているようでした。
↑写真は、入り口で体温を測っているために列が出来ている状況。台湾の体温計を私は初めて見たのですが、額に触れることなく、表面にかざすだけで体温を測れるハイテク機器!日本にもあるのかな?とにかく私は「台湾すごい!ハイテクじゃん!」と1人で高ぶっていました🤣
↑16:20頃。会場に到着した時の様子。なんとなく会場のイメージをしていただくには良いかなと思います。18:00にイベントがスタートするので、開始1時間半前の状況になりますが、まだまだ一般の観客は少なく、大きな三脚を用意したプロ仕様のカメラ機材を用意した人達ばかり。彼らはかなり早い時間から、最高の1枚を撮影するために場所取りをしているみたいですね。会場の様子を撮影してみたので、今後参加される人には参考になるかもしれません↓
2時間待ち
イベントに参加するために長時間待つのはこれで2回目です。前回は台北101の年越しカウントダウンの時。前回と違って、この平渓天燈祭は敷地が狭いためか、地面にカーペットが敷かれていて、地べたに座ってもお尻があまり冷たくなかったのは画期的だと思いました😲 ちょっと感動もの。とは言っても、2時間近く待つ必要があったので、私たちもそうですが他の人たちも疲れるわ、暇だわでダラダラと…。
中には、どこからか持ってきた椅子を使っていましたし、
疲れて椅子にへたり込んでしまうお婆ちゃんや、寝転がってしまう人もいて、自由そのもの🤣
私たちが勝手にイメージしていたのは、夜市のような屋台があって時間が潰せると思ってたんですけどね…、全くなかったんです。見るものも食べるものも、やることも何もなし、みんなうなだれるような姿勢でスマホをいじっていました。ひょっとしたらメインの2月8日であれば、もっと大規模なので出店も沢山あったのかもしれません。
どんなに暇でも時間だけは勝手に過ぎていくもので。開始時間の18時に近づくにつれて観客は増えて行きました…。
満員電車みたい😲
1時間半前まで寝転がる人がいたほどだったのに、あっという間に増えました😅 結局、私たちは前から3-4列目くらいの位置をキープ出来ました。それでも1-2列目は三脚アリのプロカメラマン達が占領していたので見づらかったですが、全体としてはけっこう良い位置から見ることが出来たみたいです👍
ランタン上げ
1度に100個のランタンが上がる幻想的な光景。待ち時間は長くても、ランタンが上がる時間は僅か30秒🤣 ですが、30秒のために来て良かった!どんな言葉でも伝わらないと思うので、撮影した動画を貼り付けますね👍
※音を付けていただいた方が現場の雰囲気が伝わりやすいと思いますよ!
やっぱり動画でも伝わりづらい部分はあって、実際にはもっと美しい光景でした♪ 是非、一度はランタンフェスティバルを見に台湾に来てみてください!
今後行く人にアドバイス👍
今回初めて台湾のランタン祭りに参加しましたが、いくつか思うこともあったので、今後参加を検討している人にいくつか情報提供です👍
食料とドリンクを持参
イベントの開始は18時でした。ちょうど夕食を食べたくなる時間なんです。そこから戻ってくるまでに最低2-3時間はかかります。私たちは夜市のような屋台が出ていることを想定していたので、何も持たずに現地に向かいましたが、実際にはそんなお店はゼロ…。コンビニのようなお店も周囲には何もありませんでした。帰る時にはお腹がグーグー鳴っていたので、簡単な食糧やドリンクを持参することをオススメします。
防寒グッズを用意
私たちが参加したのは2月1日でした。日本だと凍えるような寒さの季節ですが、台湾だとそれほど寒くありません。しかし、待っている間に冷えるんです…。イベント前にトイレには必ず行っておくことと、出来ればホッカイロや手袋、マフラーなどの保温グッズを持っていくべき。特にスマホをいじっている手のひらや指から冷えました😥
インスタ映えを狙うなら👍
写真や動画にもたくさん写っていたと思いますが、平渓天燈祭を見るためのベストスポットはプロやセミプロのカメラマンに占領されていると思った方がいいです。確実にキレイな写真や動画を撮りたいなら、脚立や自撮り棒などちょっと背伸びが出来るものは必須アイテム!特にイベントなど人混みの多い場所に行く場合にはかなり頼りになります。
ランタン祭りの会場から台北への帰り方
実は1番気になっていたのは「果たして私たちはちゃんと帰れるのか?」。ものすごい人ごみになると想定していて、実際に日本の満員電車のような状態になったので、「帰りのバスに乗れるのか?乗れるとしてもどれくらい待ち時間があるのか?」がとても気になっていました…。
そんなわけで私たちは最後まで残ることをせず、ランタン上げを2回だけ見て帰ることにしました。2回目のランタンが上がったのが18:50頃。日本なら余韻に浸るところですが、ダッシュでこの場所を抜け出すことにしました。こちらがその時の現場の様子↓
😱😱😱
やはり、みんな考えることは同じですかね…。
しかし、みんな出て行く方向は一緒だったので、幸運にもスルスルと進んで行きました。
確かにすごい人ごみでしたが、予想以上に早く進んで行き、
約25分ほどで先ほどの臨時バス停に到着出来ました👍 本来は片道10分ほどだったので、少し時間はかかりましたが、それでも「最低1時間くらいは覚悟しよう」と思っていたので逆に拍子抜け。
行きと同じように、ほとんどバス停で待つこともなくすぐにバスに乗ることも出来ました!
実はこのランタンフェスティバルのために、自治体が周辺の道路を規制していてバスしか走れないようにしていたみたいです。この日のためにバスを何台も用意して、観客を待たせることなくどんどんと帰宅させる仕組みが出来上がっていました。すごく良く出来たオペレーションで驚きましたよ😲 これだけしっかりしたオペレーションがあるなら、『平渓天燈祭への行き帰りは臨時のシャトルバスを使うのが一番効率がいい』と断言できます👍
平渓天燈祭でランタンを飛ばすツアー
私たちは現地でランタンを「見た」だけですが、実際にランタンを飛ばすことも出来ます!当日の朝10時に整理券が配られるため、この整理券を手に入れるために並ぶ必要があるので、けっこう面倒くさいんですけどね…😅 でも、旅行会社が整理券を手配した現地ツアーに参加するのも1つの手段👍 現地ツアーでは周辺の観光をした後に、平渓天燈祭でランタンを飛ばすようなプランもありましたよ。
ランタンフェスティバルに興味がある人はコチラもどうぞ↓
それでは最高の台湾観光を♪ 平渓天燈祭で幻想的な夜空を楽しんでくださいね!
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