新北投駅から北投市場に向かう道、北投エリアの銀座通りに当たるわけだが、この道で珍しいものを見つけた。
店頭で麺を削っている😲
刀削麺(トウショウメン)というやつだ。本場はきっと中国本土になるのだろうが、日本のものよりは、やっぱり台湾の方が本場に近い気がする。
山西刀削番茄牛肉面 (トマトスープの牛肉麺)
残念ながら写真を撮り忘れてしまったのだが、本来は窓から刀削麺を削っている様子がよく見える店だ↓

何度かお店の前を通って気になったので入店することに決めた。やっぱり人を呼ぶのにパフォーマンスは重要なんだな~😏 店頭の下の方にもメニューが掲示されているのだが、お店に入ってすぐのところにもメニューが掲示されている↓

私たちはだいたいこういったメニューを店頭などで見つけると、ここで立ち止まってしばらく考える。この店に入るべきか、入らずに別のお店に行くべきか…。何といっても、少しずつ慣れてきたとは言え、このメニューの解読に時間がかかるのだ。
そんなことをしていると、割と多くのお店で声をかけてくれる。このお店「山西刀削番茄牛肉麺」もそうだった。
ニッポン?
お店の大将らしき人が日本語の単語を使って話しかけてくれた。「ニッポン(から来たの)?」という意味のようだった。微笑ましいような、心が温かくなる瞬間だ。みんな本当に優しい。こういう時には自分も日本で困っている外人がいたら、一言声をかけてあげられるようになろうと思う。

大将はそのまま日本語が少し出来る女性の店員さんを呼んでくれたので、その人に案内されるまま席に着く。お店はすごく繁盛しているようで、いつもだいたい人の列が出来ているし、店内もキレイだ。店員さんはすぐに日本語のメニューも持ってきてくれた😲 評判の良いお店なんだろうということがすぐに分かる。

私たちは色々なブログを見て注文を決定。このお店の名物料理は2つあるようだったので、その2つを。
- トマトスープの牛肉麺
- パイナップル入りの炒飯
2つともなかなか攻めた料理のように聞こえる😂👍 店員さんに注文票を渡すと「うん、おいしい、おいしい👍」と太鼓判をもらった。注文は間違えていないようだ👍

注文票を渡して帰り際に美味しそうな小皿をたくさん見つけた。

青菜ともやしの炒め物2品をテーブルに持ち帰る(小皿はどこのお店でもだいたい30台湾ドル前後だ)。こういうものでも食べないとローカル食堂ではなかなか野菜を食べる機会がないのが台湾の厳しいところ…。


どちらも美味しい。味付けもちょうど良いしょっぱさがあって、野菜がシャキシャキだ😊 つまみながらメインを待っていると…。


まずは牛肉麺だが…、
スープが旨すぎる…😍
かなり驚いた。トマト風味がこんなに牛肉麺に合うとは!牛肉麺はすごくサッパリしたスープか、あるいは割とコッテリ系のスープという印象だったのだが、トマトの風味で後味はさっぱりとしながらも、でもしっかりとしたスープの味わいがあり、これは最高👍 刀削麺もモチモチとした麺の歯ごたえがすごく良くて、スープとの相性もすごく良い。本当に旨い牛肉麺だ😲
少し気になった点があるとすれば牛肉のスジがけっこうな硬さだったこと。ただし、これは全ての牛肉ではなく、いくつかあったうちの1つなので、まあそういうこともあるかな。
そして炒飯。これも旨い!
そもそも台湾ではさすがに中華の基本である炒飯のパラパラ具合が違ってレベルが高い👍 パイナップルを使った炒飯は実は初めてだったが、これは合う!ちょっとしょっぱい味のついた炒飯に、少し甘くて少し酸っぱいパイナップルのアクセントがすごくいい😋 それに台湾でよく出てくる肉髭(炒飯の左に添えられたオレンジ色のもの)も良いアクセントになっていて更に👍
人柄も料理の味も最高に満足することは多くはないが、山西刀削番茄牛肉面は本当におすすめ出来るお店だ。北投温泉に来る際には是非!
【山西刀削番茄牛肉面】
住所:台北市北投區光明路142-1號
HP :instagram
それでは楽しい台湾観光、そして北投温泉観光を楽しんください!
コメント