国立台湾歴史博物館(台南)で台湾の歴史を学ぶ

国立台湾歴史博物館 台南

ニーハオ、xilinです。

国立台湾歴史博物館に行って来ました。既に台湾で滞在を開始してから、のべ5カ月ほどになるのに、全く台湾のことを分かってなかったので…。せっかく台南という台湾の中でも古都と呼ばれる場所に来たのでお勉強しに参りました!今回はザックリとになりますが、台湾の歴史に関するお話しです👍

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国立台湾歴史博物館とは

国立台湾歴史博物館は台湾の歴史に興味のある人であれば1度は来てみるのが良いと思います。台湾の歴史がこの館内にギュッと詰まっているからです。そのために見ごたえもあり、しっかりと回れば丸1日かかるボリュームがありました😲

ちなみに先にお伝えしておくと、国立台湾歴史博物館の中に展示されている説明文は、英語と中国語のみで日本語はありません😅 

説明文の一例。英語と中国語のみ。

ですがご安心を。入場券を購入する時に、音声ガイドが必要だと伝えれば有料で借りることが出来ます。 入場券100台湾ドル+音声ガイド100台湾ドル=全部で1人200台湾ドルです。これが2人だとセット料金でお得な250台湾ドルになりますよ👍 あ、音声ガイドを借りる時には、パスポートを人質に(笑)とられてしまうのでご注意を。

2人で行くとディスカウントされます👍

博物館の内容

博物館2階が丸々展示コーナーになっていて、タイトルは「Our Land, Our People: The Story of Taiwan 」=「台湾という国、そして、そこで生活する人々」みたいな意味だと思います。 13のパートに分かれていて、それぞれのパートのタイトルを見るだけでも、なかなか見ごたえのある内容になっているのが分かっていただけると思います。※カッコ内の日本語訳は私の下手くそな翻訳ですのでご注意を。

  1. Cultural Convergence (文化の集合体)
  2. Chinese Migration to Taiwan (台湾への中国人移住)
  3. Territorial Society & Plural Cultures (地域社会と色々な文化)
  4. Transformation & New Order (変化と新しい秩序)
  5. Modern Governance (現代的な管理運営)
  6. Indigenes & a Modern Nation-State (先住民と現代国家)
  7. Enterprises & New Industries (企業と新しい産業)
  8. Modern Education & Culture (現代の教育と文化)
  9. Taipei Capital (首都・台北)
  10. The War Years (戦争の時代)
  11. Towards a Diverse, Democratic Society (多様で民主的な社会に向かって)
  12. Anti-Communist Era (反共産主義の時代)
  13. From Agricultural to Industrial Society (農産業から工業産業へ)

これを見て分かる通り、ここは遊びに来る場所というよりは台湾のことを大枠で学ぶ場所、もっと台湾のことを知りたい人が来る場所ですね。

博物館の見どころ

ここで、それぞれのパートに関して詳しい説明をしていくほどの知識があるわけでもないので、私たちが特に興味を持った箇所をご紹介したいと思います。

台湾には今も多くの先住民族(=原住民)が暮らしている

私たちが全く学んでいないだけなのかもしれませんが、台湾には今も多くの先住民族(中国大陸から移民がたくさん来る前から台湾に暮らしていた民族)が暮らしています。私たちがそういったことを意識し始めたのは台湾に来てからなので、日本の一般の人はあまり知らないのではないかなと思います。一例かもしれませんが、博物館に記載されていた民族名がコチラ。スゴイ数です…。

  • 泰雅族(Atayal)
  • 賽德克族(Seediq)
  • 賽夏族(Saisiyat)
  • 噶瑪蘭族(Kebalan)
  • 阿美族(Amis)
  • 太魯閣族(Taroko)
  • 撒奇莱雅族(Sakizaya)
  • 卑南族(Puyuma)
  • 達悟族(Tao)
  • 布農族(Bunun)
  • 排湾族(Paiwan)
  • 魯凱族(Rukai)
  • 鄒族(Tsou)
  • 邵族(Thao)
  • 拉阿魯哇族(Hla`alua)
  • 卡那卡那富族(Kanakanavu)
  • 平埔族(Pingpu)

逆に言えば、台湾の歴史の中で、日本人も含めて多くのよそ者が彼らを僻地に追い込んだ、ということが言えるでしょう。

西欧諸国から「Fermosa(美しい島)」と呼ばれる

高雄には「美麗島」という名前の駅があります。英語にすると「Formosa」というのですが、ポルトガル語で「美しい島」という意味だそうです。1544年に、台湾を初めて見たポルトガル人の船員が「Fermosa」と呼んだことから、しばらくそのように呼ばれていたとか。いくつもの島を見てきた船乗りから「美しい島」と呼ばれるなんてスゴイことですよね!その頃の台湾を見て見たかった…‼

他国に統治された歴史が長く、日本のような内戦の歴史がない?

これは私が勝手に感じたことなのですが、博物館内には他国との話が多かったのですが、日本史ではハイライトとして扱われる戦国時代や幕末などのような、国内の争いに関する話しが全くなかったように思いました(見逃しただけ?)。恐らく先住民族同士の争いなどは確実にあったと思うのですが、大きなものがなかったということなのか、やはり諸外国との争いと比べると小さすぎて扱うレベルではなかったのか、すごく興味を持ちました。

台湾に滞在していると、台湾の人たちは基本的におおらかで、心に余裕がある人が多いように感じます。そんな彼らを見ていると確かに内戦などにはなりにくいのかもしれません。

民間信仰

台湾に来て一番の驚きだったのは、台湾では神様の存在がとても身近だということです。廟という神様を祀る場所が街角のいたるところにあり、お年寄りだけでなく若い人までが熱心にお参りに来ます。それだけではなく、しばらく台湾に滞在すればすぐに目にすると思いますが、大量の爆竹を使った派手な大名行列のようなことを実施します😲 これは媽祖(Mazu)と呼ばれる神様を祀るための儀式です。媽祖はもともと中国の東南部の沿岸地域を中心に信仰を集める道教の女神。中国の移民を通して台湾に持ち込まれたものだそうです。この信仰がどうしてこんなに深く根付いたのかすごく興味を持ちました。

台湾に来て最初に目にした時には本当に驚きました。爆竹のゴミで道路が真っ赤に染まるほどで、行政の人(?)が後片付けをしているのを見て驚いたものです。一度は見ておいて損のないものだと思います。

大きな抗日武力闘争も存在した

「親日」という言葉が台湾ほどしっくりくる国も他にないと思います。「台湾は親日」「台湾は日本が大好き」というのは日本では「常識」と言っていいでしょう。日本が台湾を統治していた時のことに関して「台湾人は日本に感謝している」という話しさえ聞くことがあります。

確かに一般的に台湾は親日であるものの、この「常識」は日本で思いこまれているほどのものではないかもしれないと思わされたのが、マンゴーの聖地である玉井にある噍吧哖(タパニー)事件紀念園区と、この国立台湾歴史博物館です。私たちはここで初めて台湾の人たちが大きな抗日闘争を起こしていたことを知りました。他国に比べれば、台湾に対する日本の統治は「良かった」と評する意見が多いようですが、別の見方も知っておくべきだろうと思いました。

行くべきか?時間の無駄か?

先述したように、ここは遊びに来る場所ではありません。完全に学びの場として考えた方が良いです。単純に遊びに来るために台湾観光に来ているのなら、避けて良い場所だと思います。ただし、台湾に興味を持った人で、もっと台湾のことを知りたい!学びたい!と思っている人は是非行ってみてください!私たちは1日滞在しましたが、ここに来ることで今まで知ることのなかった台湾の一面を垣間見ることが出来ました。

国立台湾歴史博物館の周辺グルメ

残念ながら周辺にレストランのようなものはありません…。ただし併設のカフェレストランが1つだけあるので、私たちはここでランチをいただきました。

摩爾先生cafe

そんなに美味しいものが食べられると思わないでください笑 私たちはここでパスタを食べましたが、値段もそれほど安くなく、味も微妙なものでした…。出来ればコンビニでオニギリかサンドイッチでも買っておいて、お腹が空いたらどこか空いたスペースで軽食を取るくらいにするのがお勧めです😅

国立台湾歴史博物館の周辺のホテル

残念ながら周辺にホテルはありません…。台南駅からタクシーやバスで来ることを考えれば、台南駅周辺でホテルを探すことをオススメします。こちらに順次私たちが宿泊したホテルの中から良かったものをピックアップして紹介していきますね。少々お待ちください。

国立台湾歴史博物館の行き方 / アクセス

台南駅からバスで行く方法もありますが、本数が限られていることもありますし、片道50分ほどかかるようだったので、私たちはタクシーで現地まで行きました。私たちが行った時は平日でしたが、昼過ぎから人が増えてきたので、午前中に行った方が良いと思いますよ👍

【国立台湾歴史博物館】
 住所 :台南市安南區長和路一段250號
入館料 :日本語の音声ガイド付きで2人で250台湾ドル
営業時間:09:00 – 17:00 (月曜定休)
タクシー:台南駅から片道310台湾ドル(乗車時間は約15分)
 バス :台南駅から片道18台湾ドル(乗車時間は約50分)
公式Web: https://jp.nmth.gov.tw/

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