你好/こんにちは、しーりんです☆
今回は、羅東駅から徒歩で10分くらい歩いた羅東中山公園の周辺にある『羅東夜市(ルゥォドンイエシー)』に行ってきました♪
宜蘭懸にある有名な夜市は宜蘭駅にあるのではなく、電車で20分ほど離れた羅東にあります。地方にある夜市としては大きい方みたいで、羅東中山公園の周辺の「民生路」と「民權路」、2本の路をつなぐ「公園路」にたくさんの店舗と屋台が立ち並んでいます。歩行者天国になっているはずが…バイクが我が物顔で普通に行き来しているので、注意を払いながら歩く必要があります‼
台北から日帰りで遊びに来れる立地であるため、土日の混雑ぶりはハンパなかったです😵💦
とくに「公園路」はあまり広くないので、行き交うだけで一苦労でした…
それでは、私たちが実際に食した夜市グルメをご紹介したいと思います♪
特産品の三星蔥を使った名物グルメ
宜蘭の「三星」という地方のネギが特産品で、その『三星蔥』を使ったグルメがたくさんありました。今回は、3種類の三星蔥グルメをご紹介します♪
七巧味三星葱多餅 ~たっぷり入った揚げネギまん~
とくに賑わっている公園路の真ん中あたりにあるのが『七巧味三星葱多餅(チーチャォウェイサンシンツォンドゥォビン)』です。
羅東中山公園側に常に長い行列が出来ている人気店ですが、焼き揚がるとすぐに新しいのが追加されていくので回転も良く、思ったよりも時間がかからずに購入できました👍私たちの前に5人以上が並んでいましたが10分くらいで購入できました🙂
たっぷり入ったネギのほど良いシャキシャキ感が、とっても美味しかったです🤩👍そのままでも美味しいのですが、付いているタレをかけると、醤油ベースのコクが増してさらに美味しくなります☆大きさは肉まんくらいありますが、一人ひとつでもペロッと食べられちゃいます😋
ただ、中のネギがかなり熱いので、少し冷ましてから食べた方がいいと思います‼
小林三星蔥包 ~半月型のネギ包み揚げ~
民生路と公園路の交差点にあり、行列ができているお店が『小林三星蔥包(シャォリンサンシンツォンバオ)』です。
こちらの屋台の鉄板あまり大きくなく、一度にたくさんを焼き揚げられないので、数人の行列でもそこそこ待つ事になる‼と思った方がいいと思います😅私たちの前に5人くらいが並んでいましたが…20分くらいは待ちました💦
いわゆるネギ臭みたいなニオイはまったく、とても食べやすかったです👍
コチラの蔥包は半月型をしていました。とくにタレなどは付いていなく、ノースパイシーにしたので少し薄味に感じたので、少し辛みがあった方がよりおいしくいただけたかもしれないです…
また、作っている時はモリモリにネギを詰めていたように感じましたが、焼き揚げる際に空気が入って膨らむので、実際に食べてみるとびっしり感はあまりありませんでした😅
三星蔥肉串 ~香ばしいネギ肉巻き串~
羅東夜市で一番混雑している一角にあるのが『三星蔥肉串(サンシンツォンロウチュァン)』です。公園路と民權路の交差点付近にあり、周辺には「小春ト肉」や「玉本舗三星葱餅」などもあり、至る所に行列が出来ていて、通り抜けるだけでもかなり大変な場所になります😨
並び始めた時はどこの屋台の行列かも分からずに…≪行列しているならウマいだろう‼≫と安易な考えで並び始めました😅日本では回避していた行列ですが…台湾では、とくに夜市では『行列にハズレなし‼』をモットーに、率先して並ぶようになりました😎※もちろん失敗も多々ありますが…今回は、おおよそ20人くらいは並んでいたと思われます😲‼
離脱心を抑えながら、屋台の目の前に来れたのは…並び始めて30分ちょっとしたころでした💦
もちろん、おいしいから行列ができるはずなのですが…
夜市あるあるの一つに、電気コンロを使用しているので火の通りが遅いための行列…なんて事も多々あります😱店舗ではガスを使用できても屋台では難しいようで、主に電気コンロが使われています。半生で提供されるよりはマシですが、時間をかけて火を通さなければならないので、焼き上がるまでに時間がかかってしまうのです…
見た目はめちゃくちゃおいしそうに見えますが…30分の行列の価値は如何に!!!!!
ウマーーーい🤩👍
そんなにたくさんのネギではありませんでしたが、ネギの食感も風味もキチンとして、豚肉も硬くなく、何度も付け焼きしていたタレが香ばしく、さらにゴマの風味とのバランスも良く、とっても美味しかったです☆
正直、30分の価値があるかは微妙ですが…時間に余裕があれば、是非食べてみていただきたいです☆
黄師父三星卜肉 ~豚ロースフリッター~
『ト肉(プーロウ)』とは宜蘭のローカルフードで、豚ロースの天ぷらのようなフリッターのような食べ物だそうです。小吃店などでも食べれますが、B級グルメっぽく夜市で挑戦してみることにしました♪
羅東夜市にはたくさんの屋台がありましたが、その場で揚げてくれる『黄師父三星卜肉(ファンシーフーサンシンプーロウ)』で食べてみました。
「三星蔥肉串」の斜め向かいの民權路沿いにあるので、どの列がどのお店の列なのかが分からなかったりもしますが、なんとか注文することが出来ました😅
ト肉には「原味」「紅麹」「綜合」の3種類があり、単品でも綜合でも(小)は100元で、(大)は150元でした。店員のおばちゃんがジェスチャーで「綜合(ゾングゥェ)/ミックス」をおすすめしてくれたので、小サイズを注文しました。100元≒350元也。
『原味(ユァンウェイ)』は、天ぷらのような衣の軽い感じというよりは、フリッターのようなしっかりとした衣が付いている感じでした。あくまでも、私個人的な感想ですが…ありそうでなかった…今まで味わった事のなかった料理のような気がしました😲‼
『紅麹』は麹菌の一種で、台湾や沖縄で馴染みのある調味料だそうで、赤い色が特長で 天然の食用色素としても使用されているそうです。体に良いと言われる成分「モナコリン」や「GABA」が含まれているため、胃を丈夫に保ったり、コレステロール値や血圧を下げる効果があると言われています。食感は見た目通りカリカリサクサクで、味は夜市グルメによくある『排骨酥(パイグースー)/豚肉の唐揚げ』とほとんど変わらなかったと思いますが、とっても美味しかったです🤩👍
財哥古早味龍鳳腿 ~北台湾発祥のローカルフード~
次は、北台湾が発祥とされているローカルフードの『龍鳳腿(ロンフォントゥイ)』です。羅東夜市には龍鳳腿も売っている屋台がたくさんありますが、羅東駅から方面からアクセスすると最初にあるのお店がコチラになります。
この時は、わりと早い時間帯だったため並ばずに即購入できましたが、帰る頃にはそこそこの行列ができており、人気店の1つのようでした。
龍鳳腿の由来は、漁民が子供にきちんと整った栄養をとらせようと、見た目をチキンレッグのように作って子供に食べさせていた「ニセチキンレッグ」なんだそうです。名前も見た目もチキンレッグに似せてあるようです。また、タマゴを使った「龍鳳蛋」というモノや魚のつみれそのままの「旗魚串」もありました。3本で50元なので、ちょっとお得に買えるみたいです。
付けダレは「醤油ベース」「ピリ辛ニンニク」 「わさび」 の3種類ありました。
一瞬、チキンレッグ⁉と思ってしまいましたが😅…個人的に感じた見た目は、アメリカンドッグのような感じでした。つみれではなく…ひき肉がベースになっていて、キャベツのシャキシャキ感のほかに、長芋なのか大根なのか…サクサクとした角切りの食材が入っていてなんだか不思議な食感の食べ物でした😲‼
1本は醤油ベースのタレをつけて、もう1本は3種類のすべてのタレをミックスしてみましたが、≪主人はわさびが合う‼≫と言っていました。
芳香司目魚粥 ~名物料理が揃う小吃店~
公園路と興東路に挟まれた民權路沿いには、宜蘭名物を取り揃えた小吃店/定食屋さんのようなお店が立ち並んでいました。ほとんどのお店がイートインスペースを設置しているので、座ってゆっくり食事がしたい場合にはオススメです☆
台湾名物の蚵仔煎や粥など、たくさんの台湾ローカルグルメが揃っていました。
食べ歩きである程度はおなかが満たされていたので、猪肝麵と空心菜炒めを注文しました。
105元≒368円也。
日本人としては灰汁が気になるところですが…台湾ではコレが一般的は感じになります😅最初の頃は気になっていましたが、今ではよほどの量でなければ、気にせず食べてしまいます。慣れってスゴイですよねー🤣
レバー自体のレバー臭的なニオイはほとんどしませんでしたが、これだけ灰汁が浮いているので、スープは少し臭味が感じられた気がします…また、台湾では麺はけっこう柔らかめで提供されるので、柔らかめが苦手な方は「米粉(ミィフェン)/ビーフン」にした方がいいかもしれません‼
空心菜炒めは、魯肉飯にかけるそぼろ肉のタレがかけてあり、少し脂っこさがありました。
他にも、炒飯や粥などのたくさんメニューがあるので、台湾ローカルグルメを一度に味わうにはいいかもしれません。
水果ドリンク
雅淳水果茶 ~身体温まる絶品水果茶~
11月下旬から、急に冷え込む日が多くなってきたので、夜市の食べ歩きも少々ツラくなってきました😢この日も風が冷たくなってきたので口直しを兼ねて『雅淳水果茶(ヤーチュンシュイグゥォチャー)』で温かいフルーツティーをいただきました♪民生路沿いにお店はあります。
ドリンクスタンドの「一芳」で冷たいフルーツティーは飲んだことがありましたが、ホットフルーツティーは台湾では初めてになります。ホットは(大)サイズのみで60元≒210円也。
フルーツのほど良い甘さが引き立った、とっても美味しいフルーツティーでした🤩👍
詳しい具材は分かりませんが、キンカンは生をその場で絞っていて、カップの中にはパイナップルの果実が入っていたので、甘みと酸味がちょうど良く、とても飲みやすかったです‼甘さで疲労回復し、酸味で口がさっぱりとして、一石二鳥のフルーツティーでした☆
ちなみにホットといっても…提供された時にはすでに飲み頃くらいの、常温より少し温かいくらいの温度でした😅
金桔檸檬 ~名物キンカンレモンジュース~
こちらはお店は、公園路と民權路の交差点付近にあります。お店の名前が『金桔檸檬(ジンジュニンモン)』なのかは分かりませんでした😅
青々としたキンカンと絞りカスがたくさんあったように見えたので、購入してみる事にしました。
ホットの金桔茶もありそうでしたが、今回は500㏄の冷たいキンカンジュースを注文しました🥤
ほど良い甘みとさっぱりとした金桔の酸味が絶妙🤩👍
キレイなイエローに金桔の甘露煮が1粒入っていました。冷たい方がゴクゴクと飲めちゃうので、あっ‼という間に飲み終えてしまいました🤣脂っこい夜市グルメの口直しや一息つくのに、オススメです☆
【場所】三星蔥肉串の対角線向かいにあります。
宜蘭人 現切甘草芭樂 ~夜市グルメの〆はコレ‼~
栄養&ビタミン補給に欠かせない台湾水果の芭樂ですが、似たような名前のお店がたくさんあり、基本的な価格は同じだったので、その場で切ってくれるお店を選びました。
いつもは『梅粉(メイフェン)/プラムパウダー』をかけてもらうばかりだったのですが、今回初めて『甘草芭樂(ガンツァオバーラー)』にしてみました。1袋50元≒175円也。
『甘草(カンゾウ)』とはマメ科カンゾウ属植物の根や根茎を乾燥したもので、生薬界のオールラウンドプレーヤーと言われているそうです。効能としては「諸々の急迫症状を緩和し、鎮痛、鎮痙(ちんけい)、解毒、鎮咳(ちんがい)」などに効果があるとされています。甘草そのものにも甘みがあるそうですが、砂糖とブレンドしたモノをかけるそうです。
梅粉のように味がプラスされたような感じはあまりしませんが、ほのかに甘さが感じられて、グァバだけで食べるよりも、はるかに食べやすく美味しくいただけました🤩👍
もう一つの味付けに「檸檬甘草芭樂」というのもあったので、酸味がプラスされて、さらに美味しくいただけるのではないかと思っているので、次回挑戦してみようと思っています‼
【場所】公園路に同じ名前の屋台が2つありました。
【羅東夜市】
住所:宜蘭縣羅東鎮興東路與號民權路口
最後まで長々と読んでいただきありがとうございました☆簡単ではありますが、一挙にご紹介させていただきました🙇♀️参考になれば幸いです🙂
もちろん私たちは他にも、宜蘭のグルメや宿泊施設もたくさん体験しています!よければ合わせて参考にしてみてくださいね。それでは、台湾の宜蘭を楽しんでください♪
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