你好/こんにちは、しーりんです☆
台湾の最南端・墾丁(ケンティン)から車で15分くらい北上して、恆春(ハンチュン)という小さな街にやって来ました。日本のガイドブックにはほんのわずかしか掲載されていない、地球の歩き方なんかを見ても2ページくらいで簡単に語られてしまう街です。
そんな街にも美味しいグルメがあったので紹介したいと思います♪
波波厨房 Kitchen Swell ~絶品イタリアン~

まず最初にご紹介するのは…どのガイドブックにも掲載されている恆春で有名なイタリア料理店『波波厨房(ボーボーチューファン)』です♪墾丁夜市にピザ屋台を出している「波波窯烤手工披薩」の本店がこちらになります。

観光名所の「阿嘉的家」の目の前にあるため、周辺には多くの観光客で賑わっていました。オシャレな外観の前では、中華圏や東南アジア圏の人たちがポーズを決めて記念撮影をしていました。このような光景を見るたびに思うのですが…なぜにあそこまでポーズを決めるのか…🤔

お店の奥にある階段を上がるとレストランがあります。
※1階は、ベーカリーとアイスを販売しています。ベーカリーについては後ほどレポートします‼

ランチタイムのクローズ近くの時間帯に来店しましたが、この日は土曜日だったこともあり、店内は満員御礼状態でした。数席は空いていたようで、待たずに席には座れました🍴


夜市で食べたピザが絶品だったので他の味を試してみるのと、パスタも人気だということで、ピザとパスタを1つずつ注文してみました。
今回の注文は、以下の通りです。
・瑪格麗塔(マルゲリータ)
・波隆那肉醬寬扁麵(フェットチーネ ボロネーゼ)
本日のお会計は561元≒1,964円也。

クリスピーのサクサク生地とモッツァレラチーズが合う🤩👍
夜市ではシーフードピザをいただいたので、今回は王道の『瑪格麗塔(マルゲリータ)』をいただくことにしました🍕サクサクに焼き上げられたクリスピー生地とモッツァレラチーズの相性が最高でした☆トマトピューレがそこまで濃い味ではなかったので、モッツァレラチーズの味が際立っていてとっても美味しかったです☆

パスタは『波隆那肉醬寬扁麵(フェットチーネ ボロネーゼ)』にしましたが、こちらのトマトソースはしっかりとした味付けで、太めのフェットチーネとよく絡んで美味しかったです🤩台湾では、数回しかパスタを食べていませんが…間違いなく今までで一番美味しいパスタでした☆
帰りに1階のベーカリーショップへ。


たくさんの種類のパンが置いてありましたが、総菜パン的な味付きが多かったように思います。

今回は、ガイドブックにも掲載されていた『黑糖ブレッド』を購入しました🍞


少し時間が経って冷たくなったのを食べたのですが、パサつき感などもなく、むしろ黒糖がパンにしっかり馴染んでいて美味しかったです🤩黒糖がベタベタになっていたのと、アラフォー夫婦の私たちには少し甘めでしたが、あっ‼という間に完食してしまいました😋
【波波厨房 Kitchen Swell】
住所:屏東縣恆春鎮光明路88號
小社包子 Siaodu’s Steamed Buns ~恆春の有名店~

こちらも恆春では超有名店で、ガイドブックには「恆春の名を広めた名店と言っても過言ではない‼」と紹介されるほどの有名店が『小社包子(シァオトゥーバオズー)』です♪

朝やお昼などは常に混雑しているらしいのですが、私たちは小雨が降る閉店間際に来店したためか他のお客さんはいませんでした😅…有名店らしい光景は見られませんでしたが、商品はすぐに購入できました👍

店頭には内用(ネイヨウ)/イートインスペースがあり、2階にもあるようでした。早い時間だと、この辺りは人でごった返していると思われます。


饅頭系はチョコミルク以外は完売していましたが、メイン商品の包子系の食べたかったモノはすべて買うことができました😁
今回の注文は、以下の通りです。
・辣獅子頭包
・肉麻竹筍包
・大肉包
・牛奶巧克力饅頭
本日のお会計は140元≒490円也。


看板メニューの『辣獅子頭包(ラーシーズートウバオ)』は、ジューシーな肉団子と高菜の入った肉まんです。皮がモチモチふわふわで激ウマ😋でしたが、高菜の辛さがなかなかで…辛さが苦手な人には結構キビシイかもしれません…私もシーシー言いながら食べました😡💦


『肉麻竹筍包(ロウマーヂュスンバオ)』はお肉とタケノコの食感がよく、ピリ辛の味付けでしたが、こちらの方が食べやすかったです🤩


私のイチオシはこちらの『大肉包(ダーロウバオ)』です‼いわゆる普通の肉まんですが、中の肉餡は肉汁の旨みがたっぷりでジューシー、外の皮はふわふわだけどモチモチとしていて、とっても美味しかったです🤩

『牛奶巧克力饅頭(ニュウナイチャオクリーマントウ)』は、チョコもミルクも甘め控えめで、とっても美味しかったです☆パンの美味しさが一番分かりやすかった気がします😍
とにかく、皮…パン…が本当に美味しいので、何を食べてもハズレはないと思います‼
【小社包子 Siaodu’s Steamed Buns】
住所:屏東縣恆春鎮恆公路20號
小牛村 ~おいしい牛肉麺~

ガイドブックには掲載されていないお店のようですが、店内はたくさんのお客さんで賑わっていて、恆春でおいしい牛肉麺を食べるなら『小牛村(シァオニュウツン)』です♪

「恆春縣城 西門」のすぐ近くにあるので、古城観光中に寄り道しやすい立地にあります。お店もとてもキレイで、ローカル店よりも入りやすいと思います。

お昼時には、店頭に行列が出来るほどではありませんでしたが、店内はたくさんのお客さんで賑わっていました。
席まで案内してくれたお姉さんが、オーダーするまで離れない…というハプニングがあり、メニュー表は写真に撮れませんでした🤣とりあえず、お姉さんがゲキ押ししていた『紅燒牛肉麵(小)』を2つ注文しました。260元≒910円也。

『紅燒牛肉麵(ホンシャオニュウロウミェン)』は、醤油ベースの濃いめの味の牛肉煮込み麺です。醤油ベースのスープが思った以上にあっさりとしていて美味しかったのと、辛さがなかったので食べやすく、小サイズもおなかにちょうど良く、いろんな要素がマッチして、とっても美味しくいただくことができました🤩塩味で薄味の「清燉牛肉麺(チンドゥンニュウロウミェン)」もあるので、食べ比べをしても良いと思います‼
【小牛村】
住所:屏東縣恆春鎮中正路186號
晨間廚房 ~高雄を中心に展開しているチェーン店~

恆春でお世話になったホテルからもらった朝食チケットが、高雄を中心にチェーン展開している早午餐店『晨間廚房(チェンジェンチュファン)』のでした♪
朝6時~11時まで使用でき、一人60元分まで無料のチケットだったので、しっかり使わせていただきました😏

店頭には、たくさんのバイクと外帶(ワイダイ)/テイクアウト待ちのお客さんがいつも待っていました。

店内にも、遅めの朝食や早めの昼食のお客さんなど、いつもお客さんで賑わっていました。


セットメニューやパスタなどもあり、人それぞれのメニューを食べていて、朝ごはん屋さんというよりは、ファミリーレストラン的な感じもしました。
今回の注文は、以下の通りです。
・丹麥吐司:火腿蛋
・陽光堡:香雞堡
・薯條
・豆漿
本日のお会計は120元≒420円也。※朝食チケット2枚で、追加料金なし。

『薯條(シュティァオ)』はフライドポテトです。他の記事にも書いていますが、台湾で食べるフライドポテトが、カリカリホクホクでめちゃくちゃ美味い😋のはなぜなんでしょう🤔…こちらのフライドポテトも期待通りの美味しさでした👍

『丹麥吐司:火腿蛋』は「丹麥吐司/デニッシュトースト」に「火腿/ハムと蛋/タマゴ」を挟んだサンドイッチになります。少し甘めのデニッシュパンがとっても美味しくて、1日だけ普通の食パンのサンドイッチを食べましたが、その日以外はコチラを食べまくったほど、私のお気に入りになりました😍

『陽光堡:香雞堡』は「香雞堡/味付きチキン」の「陽光堡/ハンバーガー」です。ハンバーガーは主人のお気に入りになり、毎日違うハンバーガーを食べていました🍔
高雄を中心にチェーン展開しているお店なので、恆春以外にもお店はたくさんあります‼
【晨間廚房 -恆春店-】
住所:屏東縣恆春鎮中正路145號
柯記古早味緑豆饌 ~恆春名物伝統スイーツ~

ガイドブックにも掲載されていて、昔ながらの製法を受け継いできた恆春名物伝統スイーツ「緑豆饌」の老舗店が『柯記古早味緑豆饌(クージークーザオウェイリュウドウヂュエン)』です♪

『緑豆饌(リュウドウヂュエン)』とは皮をむいた緑豆を、黒砂糖と竜眼の甘いスープでとけるまでゆっくりと煮て作るスイーツだそうです。日本で緑豆といえば…もやしの原料くらいしか思い浮かびませんが、台湾では「身体の熱を下げる効果のある食材」として、台湾全土でよく食べられています。


メニューは「緑豆饌」のみで、冰/冷たいか熱/温かいか、原味/緑豆饌だけか、綜合/トッピングありかのチョイスだけになります。今回は、冰:原味を1つ購入しました。40元≒140円也。

店内にも、内用(ネイヨウ)/イートインスペースが用意されていましたが、ほとんどのお客さんが店頭のテーブルで食べていました。

この見た目からでは…味の想像が難しい🤔


温かい「緑豆饌」の上に、かき氷がのっていて…まず冷た温かい感じが不思議な感じでした😅
味のベースは黒糖でしたがほのかに甘い程度で、どちらかと言えばさっぱり食べれる素朴なスイーツのような感じでした‼緑豆もそれほどボソボソしていませんでしたが、豆感が苦手は私は…ただ、主人はわりと気に入ったようでした🤩👍
【柯記古早味緑豆饌】
住所:屏東縣恆春鎮福德路69號
Spoon In Pocket 湯匙放口袋 ~リノベカフェ~

台湾には日本統治時代などに建てられた建物をリノベーションして、オシャレなカフェなどにしていることが多く、恆春にもたくさんのリノベカフェがあります。その中で今回訪れたのは『Spoon In Pocket 湯匙放口袋(タンチーファンコウタイ)』です♪

西門の近くにあるレンガ造りの古い民家をリノベーションしたオシャレカフェなので、お店の外で記念撮影をしている観光客もいました📷

店内も石造りのようになっていて、落ち着いた雰囲気でした。

ガイドブックでオススメされていた2階席には座れませんでしたが、窓から陽が差し込んでいて、とっても明るくいい感じの雰囲気でした🌞

ブランチメニューもありましたが、今回はカフェのみにしました☕
今回の注文は、以下の通りです。
・美式咖啡
・拿鐵
本日のお会計は200元≒700円也。

『美式咖啡(メェィシィーカァーフェィ)/アメリカーノ』と『拿鐵(ナァティェ)/ラテ』は、じっくり抽出されていて美味しかったです☆ゆっくりとした時間が流れていて、まったりと過ごすのにオススメな空間でした🤩
【Spoon In Pocket湯匙放口袋】
住所:屏東縣恆春鎮中山路192號
玉珍香餅店 ~名物は玉ねぎ味のエッグロール~

台湾名物の蛋捲/エッグロールの専門店が『玉珍香餅店(ユィチェンシャンビンディェン)』です♪

恆春バスステーションの裏手側にこじんまりとありますが、店内は観光客で賑わっていました。

恆春の特産品である洋蔥/玉ねぎ味など、8種類のフレーバーがあります。大きさも5本入りから箱タイプまで用意されていました。

見た目では判りにくいですが、洋蔥味と原味の2種類を購入しました。1袋5本入りで60元≒210円也。
原味(ユァンウェイ)/オリジナルのプレーンは、たまごのほのかな甘さがあり、サクサクで食べやすい味で美味しかったです🤩洋蔥(ヤンツォン)/玉ねぎ味は、焦がし玉ねぎの風味がかなりしっかりしていて、お菓子なのにおかずっぽい感じがする不思議な味がしました😅とっても美味しいお菓子ですが、食べる時にかなりボロボロになるので、ちと食べ辛さがありました…
【玉珍香餅店】
住所:屏東縣恆春鎮中山路80號
※おすすめ店ではないのですが…ガイドブックにも掲載されている有名店ではあるので、一応書いておきます。
郷村冬粉鴨 ~鴨肉の有名店~

ガイドブックにも掲載されていて、行列覚悟の有名な鴨肉専門店が『郷村冬粉鴨(シャンツンドンフェンヤー)』です♪

18時過ぎにはお店に到着しましたが土曜日だったこともあり、すでに店頭には行列が出来ていました。

案内表示などがほとんどなく、どこに並べば良いのかも分からずに、ウロウロキョロキョロしていると、店員のおばちゃんが声をかけて来て、内用(イートイン)の番号札とメニュー表兼オーダー表をくれました。
並んでいる列もキチンとしていないので、中華系であっても観光客は困っているようだったので、地元民以外にはなかなかハードルが高いお店かもしれません…

ひとまず、看板メニューだと思われる料理だけ注文することにしました。
今回の注文は、以下の通りです。
・鴨肉冬粉
・鴨肉飯
・燙豆芽菜
本日のお会計は160元≒560円也。

店員のおばちゃんに「ショーケースの肉類を選んで来い」的な事を言われましたが、ショーケースはすでにたくさんの人でごった返していたので、今回はやめておきました…

店内にもたくさんの人がいました。
席は相席が当たり前のようで、私たちの4人席には他に一人客の日本人のおじさん一人と、地元のおじさんの4人が座っていたのですが…ここでハプニングが‼料理を持ってきた店員さんが、番号らしき言葉をデカい声で連呼するのですが、日本人の私たちには何を言っているのかさっぱり分からず困っていても、ひたすらデカい声でその言葉しか言わず…顔を真っ赤にして激怒プンプン丸😡の状態で、ひたすら同じ言葉を連呼するだけ…同じ言葉を連呼されても、分からないモノは分からないので…私たちは苦笑するだけ…埒が明かない事にようやく気付いて、伝票を取りに戻り、持ってきた伝票をみると私たちの注文でした🤣
伝票を見てみると、私たちの知らない番号が書かれており、その番号を連呼していたようで…
どうやら店員さんが連呼していた番号は、店員さんが席に案内する際にテーブル番号以外に番号を付けていたらしく、その番号でした‼がしかし、その番号は私たち客には知らされておらず…その番号を連呼しても、たとえ台湾人であっても分かるはずがないと思ったのでした…
ワケも分からず怒られた私は、すでにテンションがだだ下がり⤵状態でした…

『鴨肉冬粉(ヤーロウドンフェン)』は鴨肉春雨スープです。鴨出汁がしっかり出ていていました。

『鴨肉飯(ヤーロウハン)』は、鴨の鶏油があまりかかっていなかったので、つゆだくが好みの私には物足りなさがありましたが、あっさり食べる事はできました。

『燙豆芽菜(タンドウヤーツァイ)』はもやし炒めですが、ニラもたくさん入っていました。
たまたまなハプニングだったのかもしれませんが、料理も普通レベルだったので、私個人の感想としては、行列に並んでまで食べる必要はないのではないかと思います。
【郷村冬粉鴨】
住所:屏東縣恆春鎮福德路91號
ガイドブックにはたくさんは掲載されていませんが、南国らしいのんびりとした空気が漂う古城の街…恆春。洋風のリゾートとは少し違った雰囲気を味わいに訪れてみてはいかがでしょうか♪おすすめ観光地はコチラにまとめてあります⇩
それから宿泊した恆春(ハンチュン)のホテルも合わせてご紹介です♪
最後まで長々と読んでいただきありがとうございました☆簡単ではありますが、一挙にご紹介させていただきました🙇♀️参考になれば幸いです🙂
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